皆様、こんにちは。
贈り物研究家、原田康子です。
先日は目白の花想容にて
草木染めの体験をしてきました。
草木染めは今回で三回目。
今回は春なので染める材料は桜。
着物で使う帯揚げを染めます。
今は椿も咲いている
素敵な中庭がある場所で体験してきました。
今回の私のテーマは
「The shibori」.
大胆に大きく柄を入れることにしました。
まずは箸と輪ゴムを使って
絞りの柄を決めます。
※今回、写真を撮り忘れてしまってので前回のものです。
絞りの作業が終わったら…
店主の中野さんに染めていただきます。
今回使われたのは、
桜のチップと枝が使われた染料。
こんな綺麗な桜で染めると考えるだけでうっとりします。
染料は奥の真ん中。
右側は鉄。
左側がミョウバン。
染料だけだと色が安定しないそうで、
この二つを使います。
鉄だとグレーっぽく。
ミョウバンだとピンクとオレンジ色が混ざったような色になります。
参加者さんの帯揚げをそれぞれ染めていただいて…
広げてみると…
こんな柄が完成しました♪
お店の女性に
「花火みたいですね。」と言われてご満悦です。
乾かしてみるとこのような色に落ち着きました。
昨年の帯揚げと並べてみました。
左側が昨年。
右が今年製作した帯揚げです。
同じ桜でも少し色に違いがあるのがわかりますか?
その時で色味が違うのも草木染めならてはですね。
体験の後はお抹茶と九十九餅をいただきながら、
店内にある作品をじっくり拝見させていただきました。
お干菓子も桜です。
店内の作品を気軽に見せていただけるのも
とても嬉しいです♪
この時期にぴったりな桜の帯留めも。
お着物着る方の贈り物に良さそうですね。
どの作品も美しく、
ずっと眺めていても飽きません。
目の保養もたくさんさせていただき、
楽しい一日になりました♪
製作した帯揚げ、大切に使っていきたいと思います。
中野さん、花想容の皆さん、
ご一緒させていただいた皆さんありがとうございました。
喜びを循環するお手伝い。
贈り物研究家、原田康子でした。
【花想容のHPはこちら】
⇒http://kasoyo.com/