皆様、こんにちは。
和の贈り物研究家、原田康子です。
10月10日に開催した
【和の口福会~銀座編】。
前回の工芸茶のブログに続き
試食会でお出しした
「贈り物」として
おすすめの小物のご紹介しています。
☆前回のブログはこちら
⇒お茶とお花とメッセージを送る事が出来る
【クロイソスの工芸茶】
「まだ10月」と思いますが
そろそろ
年末年始も近づいてきました。
お年始にご挨拶に伺うとき。
何を持っていくか迷うこと
ありませんか?
12月に入ると忘年会やパーティーなど
イベントも多い時期。
事前準備があると安心ですね。
そんな
【お年賀のご挨拶】
におすすめのアイテムのご紹介。
今回ご紹介するのはこちら。
【さるや 菓子楊枝】
日本橋にある
「日本唯一の菓子楊枝専門店」。
創業300年の歴史がある老舗です。
楊枝自体の歴史。
それはなんと
ネアンデルタール人の時代から。
歯の化石に縦の筋が見られ
堅い楊枝で歯をこすった跡だと推測されているとのこと。
約10万年前。
こんな昔から活用されていたんですね。
元々は歯を磨くためのもの。
お店にはこんな
房楊枝が飾ってありました。
店員の方にお話しを伺ったところ
江戸時代はこの様な
房楊枝を使っていたとのこと。
明治時代に
海外から歯ブラシが入ってくる様になり
房楊枝の需要が減少。
画像にある
上のふさふさした部分がなくなり
現在の楊枝の形になった
とのことです。
元々は
歯ブラシの役目をしていたんですね。
さるやの特長。
それは
【クロモジ】という木から
100%菓子楊枝を制作していることです。
明治時代からは海外からの流れで
大量生産出来る
白樺や、うつ木が使われるようになったとのこと。
そんな中、
さるやは何故
大量生産出来る木ではなく
クロモジを使っているのか?
クロモジの特長。
それはまず
【折ると芳香がする】こと。
試食会の際も
実際、
ご参加者の方に
菓子楊枝を折って
香りを確かめていただきました。
クロモジは
香水・石鹸・化粧品などの
香料として用いられていたとのこと。
店内には
他社から取り寄せた商品とのことですが
アロマやミストの取り扱いもありました。
クロモジの香りは殺菌効果があるとのことです。
そして
しなやかで歯あたりが良く
弾力性に富んで折れにくく
ささくれることがないこと。
そして
こちらには女性が特に好きな
「ある物」が楽しめます。
ある物。
それは【辻占】。
菓子楊枝を袋から取り出すと…
何か紙が巻き付いています。
巻き付いた紙をほどくと
この様な文面が。
お店にはこのように
辻占が展示されていました。
お茶会など
複数の方が集まる際に
楽しめそうですね。
女性だけでなく
男性も楽しめるように
サムライをモチーフにした
バージョンもあります。
こちらは英文もあり
海外の方のお土産としても
喜ばれそうですね。
そして
菓子楊枝を収納する
桐箱の粋なデザイン。
【大入】や【千両箱】。
ご商売をされている方に
特に喜ばれそうです。
そして
さるやではオプションとして
オリジナルを求めるかたにおすすめな
「焼き印」や「手書き」の名入れなどもしていただけます。
「焼き印」の製作期間は
大きさにもよりますが、
約2~3週間。
価格は2~3万円とのこと。
※画像はイメージです
「手書き」の期間は7~10日。
価格は2,000円です。
それから
中身は楊枝だけでなく
楊枝入れをセットにしたものもあります。
楊枝入れも可愛らしいデザインがたくさんあり
その中から、選ぶ事ができますよ。
外出する時に
コンパクトに入れておけるので
楊枝入れは助かりますね。
それから
はじめにお伝えした
お年賀におすすめなデザインがあります。
それは【干支】
その年の干支も
やはり縁起によいモチーフ。
そして
お正月みんなで集まると
お酒を飲むことも多くありませんか?
なんとこちらでは
クロモジの香りがする
日本酒の取り扱いもされていらっしゃいます。
日本酒は石川県のものだそうですよ。
菓子楊枝とセットで
お渡しするのも素敵ですね。
そして来年の干支。
デザインは先程もアップした
「申」。
こちらは
「11月頭から販売開始予定」とのこと。
はやまって10月後半には
販売されているかもとのことでした。
年末年始の商品なので
1月頭辺りまでのお取り扱いとのことです。
ご予約も可能とのこと。
私は申年なので
個人的にもこちらの干支の菓子楊枝
楽しみです♪
お年賀のご挨拶に
来年の干支「申」の絵が描かれた
縁起の良い【さるやの菓子楊枝】はいかがですか?
「気持ち」を「形」で届けるお手伝い。
和の贈り物研究家、原田康子でした♪
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