セカストのオジコート | 洋裁&着物リメイクおしゃれ日記

4月ですねぇー。

そして今日はエイプリルフール!

ウソついてびっくりさせてやろう~なんて考えてた昔を遠い目で思い返す🤭


私の住んでる地域も桜🌸が開き始めました。

うちの庭にはムスカリが至る所に咲き始めました。


さてさて。

セカストのオジコート、とはセカンドストリートで購入したオジサンぽいコートの略でした。てへぺろ


セカストが近所にあって(徒歩10分)、たまに覗きます。


私より母が常連で、私が車を出した時だけ私は行くのですが、母は徒歩でも通ってるらしい。


ここは例の臭い(柔軟剤)が最強な場所なので、わたしはもうしばらく行かないことにしてるのですが、最後に行った時に衝動でオジコートを購入してしまいました!


このコートは未着用もので珍しく例の臭いはなく、ベルト通しはあるんだけどベルトはついてないということなのでか価格が¥2000だったのです。


しかも80%引きのコーナーにあって¥400という破格!買いますよねー。


サイズがフリーという表示になっており、ダブダブで袖丈のお直しは必須でしたが、ドルマンスリーブ好きなので迷わず購入。


しばらく放置してましたが、先日お直ししてみました。


お直し完了後はこんな感じ!


お袖は4.5cmカットしました。(線の入ってる所まで)

そこから3cm折ると外径より内径の方が短くなるので同寸にしないといけません。


なので袖のラインを引き直しそこの修正も必要になってきました。

下が元々のラインで上が修正ラインです。

それから普通はこのようなコートは袖口や裾の折り返し、後ろ身頃のベンツ等の部分には芯を貼って補強するのですが、全く芯が貼られていませんでした。

なのでそこに全部芯を貼って、始末がどんでん返しなので裾の縫ってるのをほどいて袖の処理したり、、、なかなか大がかりなお直しになってしまいました。

芯が貼ってある見返しは雑貨に使う芯が貼ってありました。

これなんか見てはいけない所を見てしまった!的な雑い雑い仕立てです。裏事情😵💦

これってサンプル品だったのかなぁ?
あまりに雑い仕立てなので…。
ブランドのタグはついてなかったけど、商品タグはついてました。
後ろから見たらベンツが浮いてるし、裾のプレスも甘かったみたいで浮いてしまってる。
後で中縫いします。

今年はもう暖かくなったので、このコートの出番はなさそう。
縁があって私の所に来てくれたし、ちゃんとお直ししたので来シーズンにたくさん着ようと思います。


既製品をこんな感じでお直しすることなかったので仕立の裏事情とか知らなかったけど、

着物をほどいた感じとは全く違う。

着物のお仕立てはホント丁寧だなぁと思いました。


時代も違うし、お国(コートは中国製)も違うから比べるのもなんだけどね。


着物はもちろん縫い手の上手い下手はあるんだけど、仕立てに手抜きは感じないものね。


このコートはもろやっつけ仕事だった。


まぁ縫ってる人は職人ではなくただの縫製の人だし、もちろん低賃金でやってるんだろうし、私みたいにほどいて中を見るなんてことまずないから誰も気にしないことなんだろうけど、なんだかね~と思ったのでした。


今日みたいに春を感じると着物リメイクはしばらくお休みしてリバティの季節かしら~ラブ


今パネルラインのノースリーブワンピースのパターンを引いています。

今回はフレアーにします。また見て下さいね!