マハーシヴァラトリについて
以下、SSOJの公式サイトより
プラシャーンティ・ニラヤムにあるサティヤ・サイ大学(Sri Sathya Sai Institute of Higher Learning)の東京在住卒業生たちが、来たるマハーシヴァラートリ祭に東京でシヴァリンガムのプージャーを行うため、シヴァリンガムを求めて祈る手紙をバガヴァン・ババに宛てて書きました。その手紙は、テープとロープで密封された大きな透明な箱に入れられて、インドのムンバイに住む敬虔な家族の祭壇の前に捧げられました。これが2月21日水曜日午前8時(インド標準時)のことです。
翌日、22日(木)午後1時30分(インド標準時)頃、祭壇を作り終えた敬虔な家族の姉妹は、祭壇に花と果物を捧げました。午後5時(インド標準時)、姉妹とその母親がお茶を飲んでいると、突然、非常に強いエネルギーを感じ、金色の閃光が空の箱の中に入っていくのを目撃しました。その瞬間、祈りの部屋に大きな音が響き渡り、密閉されていた箱の蓋が開くほど大きなシヴァ・リンガムが出現しました。次に、ババ様の臨在を示す非常にパワフルで圧倒的なバイブレーションと共に、3つの黄金のシヴァ神像が出現しました。大量の聖なるヴィブーティが出現し、その中にバガヴァンの神聖な黄金のパードゥカー(サンダル)が現れ、さらにパードゥカーの両側に4体ずつ、合計8体のシヴァ神像が出現しました。最後に、シヴァ・リンガムの頂点から箱の中全体に聖なるヴィブーティ(神聖灰)が降り注がれました。
添付された写真を見ると、サイ・シヴァ・リンガムの表面にはトリプンドラ・シンボル(シヴァ神の3つの力である意志の力、イッチャー・シャクティと、知識の力、ジニャーナ・シャクティと、行動の力、クリヤー・シャクティを象徴する3本の水平線)と、トリヤンバカ(シヴァ神の第3の目)が彫られているのがわかります。輝く黒石の「サイ・シヴァ・リンガム」は、その性質により、「スワヤンブー・リンガム」に分類されます。(スワヤムは自己、ブーは創造を意味する)。11の黄金のシヴァ神像は、ヴィシュヌ・プラーナ、バーガヴァタ・プラーナ、マツヤ・プラーナ、バガヴァッド・ギーター、マハーバーラタなどの聖典に記されている11のルドラ神を象徴しています。主なるシュリ・ラーマ・チャンドラが14年間森に追放されていた間、ラーマ神のパードゥカー(サンダル)が、アヨーディヤにおけるラーマ神の神聖な統治を象徴していたと、ラーマーヤナに記されていたように、このパードゥカーは、尊神サティヤ・サイババが日本に鎮座する神聖な象徴と見なすことができます。
過去98年間、世界中で起こった幾千ものババの奇跡が記録されてきましたが、この東京の奇跡は、1つの奇跡の中で4つの物質化が起こった、規模も内容もこれまでに類を見ないものです。まさに世界の不思議であり、これからの時代、インドと日本を結ぶ『霊性の黄金の橋』としての役割を果たすことでしょう。またインド国内でも、東京の「サイ・シヴァ・リンガム」は、最も大切な霊性遺産のひとつとして歴史に刻まれることでしょう。
シュリ・サティヤ・サイ・プレヤー・ホール東京
サティヤ・サイ・オーガニゼーション・ジャパン
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追記
「シヴァラートリ」と「マハーシヴァラートリ」
「シヴァラートリ」とは「吉祥な夜」という意味ですが、これは、インド暦の月齢に合わせて毎月行われています。
「マハーシヴァラートリ」は、さらに偉大な(マハー)シヴァの、一年で最も神聖な夜として崇められています。
インド暦マーガ月の、月が欠けていく二週間(クリシュナパクシャ/黒分)の14日目(満月の日を1日目と数えて14日目のチャトゥルダシー)に行われます。
シヴァラートリの夜は、新月の前日で、目に見えるのは線のように細い月の晩です。
吉兆な時間帯「ニシータ・カーラ」
この、シヴァラートリ夜の中で、もっとも神聖な時間帯と呼ばれるニシータ・カーラ(निशीथ काल niśītha kāla)があります。
✴︎ニシータは「真夜中」、カーラは「時間」
このニシータ・カーラの時間は、シヴァ神がシヴァリンガとして地上に顕現するといわれていますので、是非、祈りや「オン・ナマ・シヴァーヤ」のマントラ、瞑想を行い、功徳や祝福をいただいてください。
今回のマハーシヴァラートリのニシータ・カーラです。
3月9日(土)23:27 〜10(日) 00:16
(日本時間・東京)
3月の祭り