1月26日(金)は、本年初の満月日です。
満月の最大は2時54分です。

今回も被災地の方々への心からお見舞いと、
関係者の皆様のご健康と安全を祈願いたします。

⚫︎

こうした災難が起こるたびに、私たちは生きる上で「本当に大切なものは何か…」を考えさせられます。

私たちの社会は、利便性や利潤、競争や評価が優先され、あまりにも複雑で、常に一方行へ押し流されるようなイメージがあります。多くの人が心の余裕をなくし、人ばかりでなく、あらゆる関わりにおいて適切に対応しきれない、ギリギリの時代を生きているように思います。

今回の一件から、D. K覚者の、新しい文明の前に、古い文明は滅ばねばならない、という言葉を思い出しました。

この世界は、極限まで伸ばされたゴムのように、いつかその反動が返ってくるのだろうか…と考えざるを得ない心境です。

人間の愚行がもたらした危機的な地球環境から、地球はもうもたないと言われていますが、ハイアラキーとともにそれを陰で支えてくれているのが惑星外太陽系の兄弟です。


12月の記事で、ダ・ヴィンチが直観的に認知していたガイヤ理論から、自然災害 (特に大洪水) を案じていたという内容をお伝えしましたが、そんな記事を出したことも、多分偶然ではないのだろうと思います。

🐲

2024年は辰年ですが、特に干支が脚光を浴びる年末年始は日本全土が龍にまつわるエネルギーに包まれているように感じます。敏感な方々は、いち早く察知されていることと思います。

個人的にも、昨年から龍神のエネルギーを感じ、1月と10月に2度も遠方の白龍神社をお参りする機会があり、8月の満月には昇龍雲が突如出現しました (巻頭の画像です)。今も、こうして龍にまつわる内容に関わっていると、そのようなエネルギーがやってきます。


龍脈と龍神のエネルギー

龍は、自然を司る自然霊のエネルギーですが、水と関わりが深く、生命の源である水を司るとされています。蛇もまた、水 (水神) と関わりが深く、日本でも古くから信仰の対象として祀られています。

多くの神社の御手洗 (手水舎) に、龍の蛇口が設置されていることにも意味があり、神前で参拝する前に、龍神の吐水口から流れる神水で、邪気を払い、禊いで清めるというような意図が込められています。

細部まで緻密に彫刻され、趣向を凝らした威厳ある龍の吐水像は、一つの神聖な芸術品です。

余談ですが、この御手洗や狛犬には、様々な生物がモチーフとして使われていますが、それらは神 (その社の主神) を守る眷属で、神道では「神之使 (かみのつかい)」と呼ばれています。狛犬ばかりでなく、兎、亀、鯉、シカ、河童…などもいて、ユニークな御使いが社や神を守っているんですね。


龍脈、ヴェーダの大蛇ヴリトラ

地球を上空から俯瞰して観ると、大地を蛇行しながら流れる河川の様子は、蛇や龍を彷彿とさせます。

生命体としての地球には、龍脈と呼ばれる地中を流れる気のルートがあります。

地球の陸と海の割合 (3:7)と、人体の水分量の比率 (平均して約70%) が非常に酷似していることや、大陸を流れる河川は、地球の血管のようにも見えます。

このように、龍脈は、人体に例えれば、酸素と栄養を運ぶ血管、または中医学の経脈 (インドではナーディー) に相当しますが、その血管や脈官の中を血液や気が循環して全身の生理機能を司るのと同じように、龍脈は大地を潤す力強い生命エネルギーとされています。

龍という想像上の生物は、古来中国の風水の知恵に由来するものですが、インドでは、この水を司る存在に蛇が挙げられています。インドでは、この龍の原型が「ナーガ」と呼ばれる蛇属 (蛇族) にあたります。

インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』(神々の栄光と恩寵を祈る神々の讃歌集) には「ヴリトラ✴︎」という凶暴な大蛇の怪物が登場します。
✴︎このヴリトラは、神話『プラーナ』や叙事詩『マハー・バーラタ 』では、人の形態に姿を変えて登場しています。

水を支配する「ヴリトラ」は、川を堰き止め、世界中の水を独占したために大旱魃を巻き起こします。そこで、武勇神インドラ✴︎はヴリトラと戦い、退治した後に世界に恵の雨を降らした、という伝説が収められています。
✴︎ インドラ神は、聖典ヴェーダの時代の最も偉大な神の一柱で、『リグ・ヴェーダ』では、数々の悪魔を倒した英雄インドラ神を讃える讃歌が、全体の四分の一を締めています。インドラ神は、軍神、雨や嵐を司る雷神、太陽神ですが、初期ヴェーダでは雷神の性質が際立っているようです。このインドラ神は、仏教に吸収された後、恵の雨を降らす帝釈天という地位に座しています。

追記 前出のように龍や蛇は水神の化身とされますが、日本では、八岐大蛇は洪水をもたらす神で、その大蛇を退治するスサノウは水系を司る神社(氷川神社)に祀られています。


龍に関してですが、無農薬のりんご栽培に成功した、青森の木村秋則さんの書籍中の神秘体験の中で、地元の杜の泉から巨大な龍神が天に立ち去る姿を目撃された後、その杜の泉は干上がってしまった、という一文がありました。木村さんは、その龍に遭遇した際にメッセージをもらいますが、龍が去った後、我に返り時計を見ると、それらの一連の出来事はほんの一瞬だった…と書かれていました。実際、時間が止まってしまっていたようです。

インド神話において、また世界中の神話に登場する神々や妖怪や悪魔といった存在は、現代人からすれば、自然現象を象徴して擬人化、神格化しているように解釈した方が現実的ですが、神智学や秘教の見地からすれば、実際には、感情・情緒・想念 (幻惑の界) のアストラル界からさらにその上の上位の階層に、彼らの住居であるデーヴァ世界 (次元) が存在しています。

デーヴァ界は、惑星ロゴス(主神)の下に、高位の層から低位の層まで位階をなし、序列を配して存在しています。高位の神々は、上のメンタル界からさらに高位に跨いで存在しています。

これについては、また後日お伝えしますが、彼らは、我々が自覚して住んでいる、この現象界の物質的な世界の住人ではないので、彼らの存在は、はっきりと固定された形態も時間や空間もなく変幻自在です。その形態はある種のイメージのようなものです。

そして、このデーヴァ界には、神聖な神々や天使、精霊 (自然霊) …ばかりでなく、善悪様々な生命体が存在しています。


自然界と自然霊

日本列島は、大陸から分裂して以来、火山活動や地殻変動を繰り返しながら、現在の龍の身体のようなユニークな地形に落ち着きました。

地下の活断層や海洋プレートの影響で、地震の絶えない国土ではありますが、豊かな国土や海洋資源、温泉や地熱を利用した恩恵もあります。

私たちは、沢山の海の幸、山の幸に恵まれて暮らしていますが、昔ながらの自然との共生から遠のき、科学の発達とともに自然を敬うということを忘れてしまったのかも知れません。

今回の地震で、町中の家屋が倒壊した中、神社の本堂だけがかろうじて破壊されずに踏ん張って残っていたよ、と (そのような映像を観たと) 家族から聞かされました。

大自然とともに生きる自然霊は、感情の様なものはあっても人間とは異なり、人の心を持っていません。胎動(地殻変動) や気象によって自分の身体を動かすのに、その都度人間のことを考えて動くわけではないので、古来より人類は、自然災害によって様々な被害を被ってきました。

自然霊とは進化の異なる私たちの魂が、天上のコーザル界から地上に降り立ち、気の遠くなるような転生を繰り返して来たのは、まさに様々な喜怒哀楽の体験を通じて、痛みや喜び、真心や誠意といった人の心を培うためでもあります。これらは肉体を持たなければ得られない尊い体験です。

そして、この霊的な宇宙には、基本的な法則性が存在し、それらに則って万物が秩序正しく保たれています。

人間が人工的に地を掘削すれば、どこかが隆起する、埋め立てれば、陥没する、それが因果律 (原因結果のバランスの法則) だとスワミが話されていた言葉を思い出します。

そのサティヤ・サイ ババ様がご存命中に、ガンジス川が大氾濫した際、激流の川辺の岩からガンガーに向かって「鎮まりなさい」と叱責した直後に、奇跡的に氾濫がおさまったという逸話があります。

彼らのようなデーヴァ界の教師でもある偉大なアヴァターたちは、惑星の霊的なヒエラルキーの頂点に座すような立場の御方であることから、そのような (自然霊を鎮める) ことが可能なのです。

これから全面にお出になられる、キリスト・マイトレーヤもまた、惑星の進化を管理する霊ハイアラキーのリーダーであり、デーヴァ界の教師でもある御方です。このアクエリアスの時代に、磁化された777箇所の神聖な水源を復興させると伝えられています。(水源については、以下を参照してください)
東京の直下型地震について

東京も直下型地震が懸念されていますが、東京には壊滅的な大地震は起こらないと、講演会でクレーム氏が何度か話されていました。東京は、世界のスピリチュアル・センター(チャクラに相当するエネルギーのセンター) の一つで、必要上守られているからです。世界にある海外のスピリチュアル・センターも同様です。

進化を担い、惑星を管理・監督する高位の大聖たちからすれば、スピリチュアルなエネルギーの中継地点である特別な場所は、エネルギーの分配のためにも機能不全に陥らないように壊滅的な障害から保護されています。(注:誤解のないようにですが、そうでない場所は守られていないわけではありません)
大都市が生み出す破壊的なエネルギーは、大師方が被害のない僻地に移動させ、そこで起こる火山の噴火などとして処置してくださっているとのことです。


自然界の不均衡

この自然界とそれを司る自然霊は、人の写鏡のようなもので、自然界のエネルギーは、私たちの想念に最も影響を受けます。私たちの心が乱れて負のエネルギーを発すれば、同じように秩序を欠き、均衡を失い、不調和を引き起こす原因を作るのです。

失われた古代文明の数々が、繁栄の後、大水害の末路を辿っていることも一つの教訓のようなもので、欲にまみれた人々や、激情につき動かされた人々のエネルギーが負の影響をもたらし、自然界のバランスを崩し、罪のないささやかに生きる人々の命と生活まで奪ってしまうということがあるのだと、災害を機に、私たちは認識していく必要があるように思います。

知恵ある古代人は、大自然と共生する上での正しい関わり方のメカニズムを知り、慎み深く正しい生活を心がけ、儀式などを行って大気を浄化して自然界を清めて鎮め、見えざる世界とも適切に向き合ってきました。

これから地上に帰還される大悟された大師方は、シンプルな生活の中で豊かに資源や知恵を分かち合える、素晴らしい文明を私たち人類にもたらしてくださいます。

⚫︎

最後に、2016年にクレーム氏が受け取られた
覚者の希望のメッセージをお届けします。


あなた方の恐怖心を愛ある期待に変えなさい、
そして至福の中で
あなた方の当然の権利である
新しい時を待ちなさい。

あなた方がこの方✴︎の御観の奇跡を見るまで、
この方の臨在と、すべてに対する
彼の愛についての歓びを
あなた方が知るまで、長くはない、
本当に長くはないのである。

そうして、あなた方は、
自分たちがなぜこの特別な時期に
生きている(転生している)のかを知るだろう。

あなた方に神の祝福があるように、
そしてあなた方の恐怖を
永遠に払いのけてくださるように。

✴︎この方とは、霊ハイアラキー(惑星ハイアラキー) のリーダー、キリスト・マイトレーヤを示されています。


兄弟姉妹の皆さん、同胞の皆さん
素晴らしい未来に向かって
本年もともに頑張りましょう



⚫︎               ⚫︎               ⚫︎


愛と感謝をこめて


⚫︎               ⚫︎               ⚫︎