大祈願と真の霊性の時代


大宣言でのマイトレーヤの到来により、東洋の思想と西洋の思想が融合した新しい世界宗教の幕開きとなると言われます。それは、これまでの既存の宗教を統合するのみならず、宇宙を超絶する神の概念──創造物の外なるものとすべての創造物に内在する神の概念──を統合することです。

そして、マイトレーヤはこのように伝えています。
「わたしは新しい宗教を創始するために来たのではない。あなたたち一人ひとりが自分たち自身の宗教的伝統の中で成長し続けるべきである。わたしは信奉者をつくるために来たのではない。あなたたちがわたしを見る時が来ても、わたしの後を追いかけてはいけない。もし、わたしを追いかけるならば、わたしを見失うだろう」。「わたしはあなたたちに自己(真我)を実現する術を教えに来たのである」。

また、マイトレーヤはこれがイデオロギーでも宗教でもなく、あらゆる宗教の人々を、そして宗教を持たない人々すべてを益するものであることを指摘されます。それゆえにマイトレーヤはこのように言われます。「わたしはすべての人々に属するのである」

このように、自己(真我)を実現する術としての世界宗教であり、秘教やイニシエーションや呼び掛け(祈願を通して神に近づく方法) に基礎を置く新しい科学的宗教に統合され、世界の祈りとして『大祈願』が秘教徒や伝導瞑想グループだけでなく世界中で使われるようになるということです。これらは、その後、外的に公認されるようになるイニシエーションのプロセスを経て、人類が天上界であるハイアラキーに入る──全人類が覚者となる──壮大なプラン「神の計画」を意味しています。

ハイアラキーで行われて来た【満月の三大祭り】4月の復活祭(白羊宮)、5月のウエサク祭(金牛宮)、6月のキリスト祭(双子宮) は、世界で同時に祝われ世界宗教の中心的行事になるようです。

一方で、旧来の宗教は支持者がいなくなるにつれ形を変え徐々に衰退し、新しい時代の新たなエネルギーに柔軟に対応できる支持者が、新しい制度を覚者と共に確立していくことになるようです。

『大祈願』の 神の光と、神の愛と、神の意志が地球にしっかりと錨を降ろし、人類に注がれるようになるということです。

『神の御国』とは、天上界であるハイアラキーのことであり、将来的には『神の御国』が、地上に具現され「真の霊性の時代」が花開くことになるのです。天の父なる神と子が一体となり、人類の同胞愛と神性意識の顕現による平和な世界は、まさにイエスの言われた地上天国であり、心の天国とともにこのことを示しているのだと言えるでしょう。


出典:『世界教師(マイトレーヤ)と覚者方の降臨』



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愛と感謝をこめて


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