教習所では日本人を母語としない方に多く出会いました。

いわゆる国際文化交流や外国語コミュニケーションが好きな私には楽しかったです。

とくにベトナムの方たちとの交流ね。

こちらベトナム語の学科教本です。

電話帳ぐらい分厚いです。

(と言っても、電話帳を知らない族が増えていそうですが笑)

学科試験を外国語で受けられるの。

日本も開かれてきたのですね。

英語、中国語、ハングルはもちろん、ベトナム語でも受験できるところがある。

いっしょにお勉強していたら、感謝されてしまいました。

親身に相談にのり、説明するのが上手ならしいです。

私の得意を教えてもらえて、ありがとう。

教えることは中学時代からやっていたし、本分なのでしょうね。5年ほどお休みしていて、忘れていましたが。

さて、運転免許の学科試験は、
教習所での効果測定、
教習所での仮免学科試験、
教習所での本免の効果測定、
住民票がある都道府県での本免学科試験、
と4回あります。

効果測定というのは、習熟度テスト、到達度テストであり、同時に資格試験です。

効果測定に合格しないと学科試験を受ける資格がもらえません。一定の習熟度に達するまで受け直すことが求められます。

いまや、その全てを外国語で受験できる。

このベトナム語の教本は、見開き2ページの左側がベトナム語、右ページが日本語となっています。

日本語の学習にもなるね!

と言った自分の最初の反応に笑ってしまいました。

外国語を学び、教科書を書き、教えてきた数十年、染みついてるんですねー。

逆に、偏っているんだろうな、出会っていない観点まだまだあるんだろうな。

日本が少しは開かれて、テストは母語で受けられても、授業は日本語ですから、日本語も上達しないとね。

その時、こういった実用的な対訳教材は貴重です。


こういう教材があり、すべての学科試験を外国語で受験できるって、すごいことですね。

でも実際に運転するのは日本の道路で、漢字を読めないと安全でないことがあります。

試験に合格した後、若葉マークの外国の方々に丁寧にお相手する仕事があってもいいですね。

標識、表示が身につくまで。