「役に立ちたい」という罠

●「役に立ちたい」という罠

こんにちは！佐藤留美子です。

哲学を勉強していた頃、
学べば学ぶほど、
誰かの役に立ちたいと
思うようになりました。

自分のことより
他人のこと。

私の周りも
そんな考え方の人が
溢れていきました。

このことは一切否定しません。

ただ順番の問題です。

自分が満たされていないのに、
自分が自分を受け入れていないのに、
誰かの役に立ちたいって・・・

自分＜他人
に、してしまうと、
「私がこんなに気遣いをしているのに」
に、なってしまうんです。

それと大きな問題。

人の役に立ちたい、
人が喜ぶことをしたい
人を救いたいという想いは
そういう人を創るということを
決して忘れないでください。

誰かが手助けしてくれないと
生きられない人を
創ってしまうんですよ。

こんな残酷なことはありません。

どこの国に生まれようが、
どこの家に生まれようが
どの親を持とうが
救われなければ
生きられない人間は
いないんです。

では、発展途上国は？
今でも内戦で苦しんでいる人は？

はいはい、そうですね。

その映像を観た時、
そのニュースを知った時、
どんな風に感じますか？

可哀想だな、大変だなって
ネガティブに捉えません？

ここ、スゴい大事です。
心して読んでください。

多くの人は、そのニュースを知って
涙なんかも流すでしょう。

もちろん私もそうでした。

でもね、それも
各々の魂が経験したいから
そこの地を選び、
そこの親を選び
そのスリルを経験しているんです。

これは悪いことじゃないの。
経験しているだけなの。

どんな魂も、あらゆることを
経験する権利があります。

それを勝手に
頼まれもしないのに
手を出してしまうことは、
彼らの課題を奪いかねないんです。

彼らが「助けて」と言ったら
助けてあげれば良いです。

そうではないなら、
経験させてあげてください。

その経験を踏んで初めて、
この地球を卒業できるかも知れない
魂も存在するのです。

それだけ大事な時を迎えている
魂たちの可能性があります。

そして「可哀想」「救わなきゃ」
というのは、
とっても上から目線ですよね。

良いですか！
神だって手を出しませんよ。

神が手を出すんだったら、
とっくに平和になってますよね？

それをしないのは、
各々の魂を信頼し、
尊重しているからです。

また長くなってきちゃいましたね。

では、どういう想いで
どういう心持ちで居れば良いのか、
次回お伝えしますね。

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