有馬記念、東京大賞典と勝負して世俗にまみれた年末を過ごしております。今年良かった本を備忘的にここに書いておこうと思ったものの、ほぼビジネス書読んでないわ。なのでハマったものなど。

◼︎モンゴル帝国

ライフネット生命の出口さんに、歴史上の人物で最も尊敬する人は?と質問させて貰った時の答えがチンギスハンでした。それを聞いてからモンゴル帝国に関する本を読み漁る。世界史上最大版図を誇ったモンゴル帝国の興亡は経営に直結して役立つものでした。モンゴル帝国の興亡上・下、図説モンゴル帝国の戦いあたりがオススメ。

◼︎フランス革命からナポレオン

こっちは「会社にお金が残らない本当の理由」の著者である岡本先生とお会いした時に、この時代面白いよと言われて興味を。余りの時代のスピード感に圧倒された。これまた経営に役立つ。物語フランス革命、フランス革命-歴史における劇薬あたりいいです。

◼︎詳説世界史B、詳説日本史B(山川出版社)

えーと高校の教科書です。20年ぶりに熟読しました。これ持っておくと何か読むときに時代背景がわかって便利です。特に世界史はいくらでも深く入っていけそうで、まだまだ勉強が必要です。
◼︎フォーリン・アフェアーズ・リポート

本屋では売ってない定期購読雑誌。世界情勢を知っておくことは日本のこれからを知るためにも不可欠。日経新聞とか読んでたって何もわかんないですからね。何かいい勉強材料ないですか?とお客様でもあるコンサルタントの木坂さんに聞いて教えてもらった。これも実は経営に役立ってて、今読んでる習近平の遠大なビジョンのリスクと機会という論文も権力の扱い方の勉強になる。

◼︎ドキュメント72時間

NHKのドキュメンタリーテレビ番組。これハマったなー。浅草の喫茶店とか日本最北端の地とか、毎回ある一点でカメラを回して、そこに集まる人に話を聞く。それだけなんだけどこれを見ると何か頑張ろうと思えるのです。

◼︎税理士法

これにハマるとは思わなかった。この業界にいてもこれをちゃんと読んで、その意味を知る税理士はほぼいないかと。今年ここの勉強したことは、これからの数十年に繋がる。今までにない形を作ってやろうと考えている。

興味の対象がビジネスから離れてきているように見えるけど、ビジネス書ばかり読んでた数年前よりも視野は広くなった。

アベノミクスの影響があるこれから数年は勝負だと思っている。この時期に次の準備をしっかりする経営者と、何か景気いいな、いけそうだなぁと漠然と過ごす経営者では数年後に天と地の差ができる。

今は猶予の期間。これも木坂さんが言ってることなんだけど、本当にそうだと思う。今の間に出来ること全ての手を打って後悔しない万全の体制を来年、再来年と築いていかなければ。