世界史上、最も成り上がった男と言われている明を建国した朱元璋の天下統一までを描いた小説です。
最近、始皇帝、李世民、趙匡胤、ヌルハチ、など中国の王朝を創業した人に興味があります。
朱元璋は成り上がりの典型的なタイプですね。
最後、猜疑心が強くなって功臣を粛清しまくるあたり、劉邦と似てます。
晩年微妙になるのは秀吉もそうですし、傾向としてあるんでしょうね。
でも、天下を取るまでの言動はとても参考になります。
徐達、常遇春のような武力タイプの部下だけでなく、劉基、宋濂 など参謀を積極的に陣営に迎え入れ天下統一を果たすまでの過程は、どの王朝の創業のときでも共通しています。
この辺、ビジネスにも活かせると思うんですよねー。
歴史から学ぶのはやっぱおもしろいのです。