大人の流儀



伊集院静さんという人物はよく名前を聞くものの、一冊も小説を読んだことがありません。



そんな方が週刊誌で地震の対応についてキレてる文章を読んで興味がわいたので最新刊を読んでみました。



おそらくその週刊誌のコラムをまとめたものだと思います。



とっても魅力的な人ですね。



お酒も死ぬほど飲んで、ギャンブルも派手にやる方だそうで、楽しい人生を送っておられそうです。



文章も読みやすくて、コラムを集めた本としては今まででも一番くらいおもしろかったかも。



最後に伊集院さんが前妻・夏目雅子さんと死別した日のことを書かれています。



「人間の死というものは残ったものに大きなものを与えます。特に親しい人の死はどこかに自分の力が足らずに死なせてしまったと悔やんでる人は多いはずです。(中略)私の経験では時間が解決してくれます。だから生き続ける。そうすれば亡くなった人の笑顔を見るときが必ずきます。」



そして最後に映画の老婆のセリフとして以下の言葉が。



「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終りがあるのよ」



印象に残りました。


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