SAPIOの中国特集

昨日に続いて今出ている雑誌から。

「中国の弱点、整いました」という特集がなかなかおもしろかったです。

中国内部の権力争い、ここ数十年の政権の移り変わりなど、まとまっていてとてもわかりやすく勉強になりました。

次の国家主席となることが確実な習近平がどういう人なのかも一端が知れました。

江沢民の流れを汲む習近平政権になれば、対日政策はより強硬なものになるでしょう。

アメリカにとってはよりいい状況に、日本にとってはより悪い状況となりそうです。

中国の対日強硬姿勢というのは国内問題と強くリンクしています。

今の胡錦濤政権も軍閥とか民意を相当気にしているのがわかりますよね。

この特集を読むと、今のニュースとかもまた違った角度から見れるかもしれません。

この号には他にも大前研一さんの「日本タックスヘイブン化計画」というおもしろい特集も載っています。

右も左も幅広く読んでみるといろんなことがわかるので、オススメの雑誌です。