iPhoneで夜の11時くらいにダウンロードして、そのまま眠らずに一気に読みました。
殺人事件は起こるのですがミステリーという感じではなく、人の心理というか感情の揺れとか動きの描写がおもしろかったです。
犯人も、被害者も、そして一緒に逃亡する女性も、実際にいそうなタイプばかり。
「あの人は悪人やったんですよね?」
というこの問いかけ。
何が善で、何が悪なのかを考えさせられます。
単純に被害者は殺されても仕方がないようなタイプだったとも思わないし、加害者が殺人を犯すほどの理由があったとも思わない。
ちょうど別の本で「悪」とか「悪人」について昔のえらいお坊さんがどう言っているのかという部分を読みました。
善とか悪とか、そういう分類にこだわる必要ってないと思うんですよね。
今、映画も上映中みたいです。
主演の金髪の犯人は妻夫木さんより、袴田吉彦とかがイメージに合います。深津絵里はぴったりですけど。
ちょっと観てみたいかも。
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