僕の好きなサッカーチーム、イングランドプレミアリーグの「アーセナル」。
ヨーロッパでも屈指のチームではあるのですが、ここ数年の経営方針に興味深いものがあります。
現在ヨーロッパの巨大クラブのほとんどは、巨額の借金に苦しんでいます。
そんな中、我がアーセナルの経常利益は・・
07-08年シーズン 3670万ポンド
08-09年シーズン 4550万ポンド
09-10年シーズン 5600万ポンド(約74億円)
と右肩上がりに増えています。
この経営の一番の秘訣は「チームの総年俸を一定の範囲に収める」ことだと考えています。
他のチームがビックネームの獲得のために法外な移籍金を払う中、アーセナルはそういう選手を獲得することはほぼありません。
ヴェンゲル監督の以下のように話しています。
「うちにビッグネームはいらない。うちでビッグネームになるのだから」
そしてもう1つはスター選手を特別扱いしないという点。
アーセナルでは年俸が高くなる30代を迎えた選手は1年契約しかしないと決まっています。
それに不満な選手は、主力をまだ数年勤められる選手でも惜しげもなく放出します。
それによってチームの総年俸を抑えているのです。
そして、常に若手を引き上げ、魅力のあるフットボールを展開し、安定した成績を残しています。
他のビッククラブが借金で新たな選手の獲得が難しくなって来ている現在のような状況だと、アーセナルのような長期的視点をもった経営を続けていたチームがより上位に進出するのではないか?
そう思って、期待して応援しています。
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