ビジョナリーカンパニー3から。
この本の最後のあたりにイギリスのチャーチルの話が出てきます。
衰退の段階にあっても、そこからまた回復できるというあたりの話です。
第二次世界大戦中、苦境の中にあったイギリスのチャーチル首相は母校の卒業式の式辞でこう述べたそうです。
「これが教訓だ。決して屈服してはならない。決して屈服してはならない。
決して、決して、決して、決して、相手の大小を問わず、強弱を問わず、決して屈服してはならない。
名誉と良識の確信に対して出ない限りは屈服してはならない。力に屈してはならない。
敵の力が圧倒的だと思えても、屈服してはならない。」
そして著者はこう述べています。
「暗闇からの脱出の道は、このように腹立たしいほど頑固な人物、そもそも屈服することが出来ない人物から始まる。
強烈な敗北を喫するのはやむを得ない。
永続する企業や社会団体なら、その歴史の中でほぼ必ずそういう時期がある。
だが長期に渡って苦闘する価値があるのは価値観と目標があるからであり、これを放棄してはならない。
失敗とは外的な状態ではなく、心の状態である。
成功とは、倒れても倒れても起き上がる動きを果てしなく続けることである。」
今日は引用ばっかりですけど、心に残った言葉だったのでそのまま転載しました。
会社を長く経営していれば、傲慢になることもあるかもしれないし、拡大だけに目を奪われることもあるかもしれないし、衰退していくこともあると思うんです。
そのときにそこから抜け出すには、今日引用した言葉は力になるなと。
経営者の方で読んでない方がおられたら、この本は読んでみるといいのではないかと思います。
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