昨日紹介したビジョナリーカンパニー3。


衰退への最初の段階が「成功から生まれる傲慢」でした。


それはそんなにたいした会社になったわけでもないのに社長が毎日平日にゴルフに行っているとか、高級車を何台も所有していてその車で会社に来るとか、そういうレベルの低い次元の話ではありません。


そーゆーのは論外ですから。


そうではなくて、成功したことを当然だと考えて運の役割を軽視することであったり、主要事業を軽視して新事業に挑戦したり、経営者が好奇心や学習意欲を失うようなことを「傲慢」と言っています。


特に重要だなと思うのが著者の言葉そのまま抜粋すると「主要な弾み車に残っている可能性を無視する」という傲慢さです。


要は自分達がこれまで成功してきた主要なビジネスは退屈だと考えて、何をやっても成功できると思い込み、次の大事業に関心を移してしまう傲慢さを指摘しています。


経営は常に新しいことを創造していかないといけないということがよく言われますが、分析結果はそうではないことを示しています。


本業をしっかりやること。


そこへの情熱を失わないこと。


大事なことだなと感じました。



節税・税務調査・会社設立・確定申告・融資獲得なら  「ベンチャーサポートクラブ」

大阪の税理士、ベンチャーサポート税理士法人 へ


東京・渋谷の税理士、ベンチャーサポート税理士法人へ