国税庁の研究

今出ている雑誌です。

少し前に終わりましたがNHKのドラマで「チェイス」といおう国税局査察部を扱ったドラマが人気でした。

初回視聴率は「ハゲタカ」よりも高かったそうです。

私も見ましたが、非現実的な部分も多いものの、結構楽しめました。

この雑誌では国税庁、国税局、税務署の組織がどうなっているのか、国税と検察の関係など、なかなか興味深い内容を扱っています。

また、PT（パーマネントトラベラー）や、タックスへイブンなどについての記述もおもしろいです。

クレディ・スイス証券の案件や、武富士元会長の長男の事例など、実際に裁判で争っているものの解説もありますので、こういう世界に興味のある方は読んでみるといいのではないでしょうか。

「居住」と「非居住」を使った合法的脱税。

合法的な脱税っていう言葉自体が何か違和感ありますけど、実際問題として今後これを使おうとする人は増えてくるでしょうね。

真面目に納税している人のために、こういうのは許してはいけないと思います。

いつもは交渉相手でもある税務署や国税局に、頑張ってもらいたいところです。