本屋さんに他の本を買いに行って、目が留まったので買ってみた本です。
パナソニックが三洋を買収したというのは大きなニュースでしたが、もともと1つの会社だったというのを知らない方も結構多いですよね。
三洋電機の井植歳男さんは、松下幸之助さんの奥様の弟で、松下幸之助さんの右腕でした。
僕は昔読んだ本の影響からか、松下幸之助さん以上に、この井植歳男さんに魅力を感じてます。
松下電器の創業時の話、三洋電機が出来た過程、そしてそれからの世襲経営・・。
これを読むと結構わかると思います。
松下幸之助さんって「経営の神様」と言われていて、もう歴史上の人物という感じですが、これを読むとイメージも違ってくるかと。
失敗もしているし、感情的でもあるし、苦悩も見えるし。
中の方々にはいろんな感情があるのだと思いますが、せっかく買収してまたひとつになったのですから、世界のパナソニックになっていくことを期待したいと思います。