昨日は日本シリーズを観ていました。
あれだけの戦力があれば当然・・という解説者もいますが、僕はそうは思いません。
シリーズもグライシンガーはいなかったし、ラミレス、小笠原もあまり調子はよくなかったです。
坂本、松本、亀井、越智、山口、内海、阿部と生え抜きがかなり多かったし、来期以降も大田など期待の生え抜きがたくさんいます。
寄せ集めの代名詞は巨人から城島を獲った阪神に移ったのでは。
巨人の強さは原監督のリーダーとしての器の大きさと、ヘッドコーチ伊原さんの頭脳と戦闘能力、そして清武代表の先見性だと思います。
伊原さんはあまり注目されていませんが、かなり有能な人。
「いい人」である監督の代わりに野村さんや落合さんとどんどん口論します。
その辺りの役割を全部伊原さんがやってくれるから原監督は「いい人」でいれるのです。
その原監督の人心掌握術はなかなかのものがあります。
そして清武代表もしっかりした戦略を持っています。
その辺り阪神と全く違う。
これは巨人の黄金時代がかなり長くなるかもしれません。
そんなことを感じながら日本シリーズを楽しみました。