今年のヨーロッパのサッカーは、バルセロナの独壇場でした。
３冠を達成したこともあって、今出ているサッカー雑誌はほとんどバルサの特集です。
今年、ここまでバルサが強かった要因をいろいろ分析しています。
僕はそんなに複雑なことではなく、単純に緊張感を取り戻しただけだと思っています。
シーズン前にグアルディオラが監督になり、チームの絶対的エースのロナウジーニョと、スター選手のデコを放出しました。
さらにエースストライカーのエトーまで切ろうとした。
この3人は練習に真面目に取り組まず、ロナウジーニョなどは試合でもボールを取られても取り返すために走らないという緩慢なプレーが目立っていました。
それがシーズン前にチームのためにならないものはスター選手であれ切り捨てるという厳格な姿勢を示すことでチームはピリッとしました。
今年のチームはアンリほどのプレーヤーでも必死に走ってましたからね。
もともと力は抜けていたチームですから、意識を変えて、引き締めるだけでこれだけ強くなったのではないかと思います。
意識の違いというのは、本当に大きいなぁと思わされた、今年のバルサの3冠でした。
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