昨日の本で印象に残ったところ。
「契約書にサインするまで、また、売買や融資の契約であれば口座にお金が入金されるまで、気を許すことはできない。詰めが一番重要であり、最もエネルギーをかけるところなのだ。」
これは多くの経営者の方を見ていて、優秀な人のひとつの共通点です。
「詰め」の部分にエネルギーをかけれるかどうか。
なかなかこれが出来ている経営者が少ないのです。
「一号店を作るために、生まれて初めて七千万円もの大金を借りた。私は借用書に印鑑を押す前に、自宅近くのコンビニエンスストアを回った。そしてアルバイトの募集状況と時給を調べ、一日15時間働けば、30年程度で借金の返済ができることを確認した。」
事業だから失敗することもある。でもそれで命をとられるわけじゃないし、必死に働けば返すことができる。
こういう覚悟と計算を最初に出来る人は起業に向いてると思います。
そして、そういう人ほど失敗しないものなんですよね。
タリーズを退社した松田さんは、今また新たなビジネスをスタートされています。
1968年生まれと、まだめっちゃお若いですから、これからのご活躍が楽しみですね!