すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)


タリーズコーヒーの創業者、松田公太さんが5年ほど前に書かれた本です。


いや、熱くてよかったです。


思わずうちのメンバーで一番熱い男・弾くん に薦めてしまいました(笑)。


「この本を起業したいと考えている人や、何か自分の目標を追いかけている人、さらには今は具体的な目標は見つかっていなくても、必ず何かやってみたいと思っている人たちに読んでもらいたい。」


と書いてありますが、そういう人が読めば必ず刺激をもらえる本だと思います。


残念ながら、タリーズは2006年に一部役員の画策でバイアウトの対象となってしまい、回避のために伊藤園に株式を売却し、2007年には松田さんも退社されたそうです。


自分がゼロから立ち上げた会社を去るときの気持ちはどんなだったでしょう・・。


今のタリーズのホームページを見ると、トップメッセージはこうなってます。


http://www.tullys.co.jp/company/message.html


この方が悪いわけではないですが、残念です。


この本を読んだ人の多くが「日本では、1997年に第1号店が銀座にオープンし・・」のあたりで、「お前が言うなっ」って突っ込むんじゃないかな。


勇気をもらったと同時に、資本政策の大切さを再認識させられた本でした。

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