今週はユニクロの話で埋め尽くしてみよう。


日経ビジネスの取材班がユニクロの「顧客像」を調べようと思って、渋谷スペイン坂店で買い物を終えた顧客にインタビューしたそうです。


その結果は「いろんな人がいる」だったそうです(笑)。


マーケティングの世界では、ターゲットとなる顧客を明確にすることは常識のようになっています。


ユニクロは全く逆です。


「顧客を絞り込まない」ことが経営戦略になっている。


これは柳井さんの著書にも書いてありましたが、ものすごく幅広い層がユニクロの顧客なんですよね。


デザイン性の高い商品を小ロットで売るよりも、ベーシックで高品質な商品を安くで大量に売る。


柳井さんはかつてユニクロをこう定義したそうです。


「あらゆる人が良いカジュアルを着られるようにする新しい日本の企業」


教科書どおりのマーケティングよりも、やっぱり利益は常識の外にあるんだなぁと思いました。


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