「企業家精神の原理とは、変化を当然のこと、健全なこととすることである」


ドラッカーの言葉です。


今年は歴史に残る混沌とした、変化の始まりのような年でした。


世界同時不況が襲ってきていて、まだまだ出口が見えないこと。


その影響で日本でも人員削減が進み、中小企業にも大きな影響を与え始めていること。


さらに、政治の混乱、官僚システムの限界、凶悪事件の多発・・。


ニュースを見ると暗くなるから、最近はあんまりみないようにしているほどです(苦笑)。


ドラッカーはこうも言っています。


「企業家自身はそれらの変化を引き起こさないも知れない。しかし、変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する」


来年、経済状況は普通に考えるとさらに悪くなるでしょう。


そして劇的に回復を見せることもなく、90年代の日本のようにほんのちょっとずつしか回復も進まないのではないかと予想しています。(その予想がいい方に外れるための唯一の期待はオバマさんのリーダーシップだけです・・)


まあ悪い時期が続くと考えておいて、その間にどれだけ実力を蓄えられるか、変化に対応できるかが、浮上をはじめたときに違いとなって現れるのではないかと考えています。


そういう意味では、自分が本物だと自信のある人にはこの混沌とした状況は明らかなチャンス。


これからの10年で上と下がひっくり返るようなことが日本でも起こると思っているので、どうなっても大丈夫なようにしっかり備えておきたいものです。


企業家たるもの「変化」に嘆いていてはいけません。「変化」を当然と考え、歓迎するくらいの意気込みで、この時代にチャレンジしていきましょう。


それでこそ、起業家であり、企業家だと思います。


ではでは、みなさんよいお年を!


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