昨日の筑紫哲也さん死去のニュース、驚きました。
私も身内が肺がんと闘っているから、その病気の怖さはよく知っていますが、もっとうまく治療もしくは付き合っていくことは出来なかったのかと残念でなりません。
知識の広さと深さを感じさせる、包容力のあるジャーナリストだったと思います。
私は毒のあるタイプが好きなので、昔は久米さんのニュースステーションの方がNEWS23よりおもしろいなと思っていましたが、自分が成長するに連れて筑紫さんの方が好きになりました。
http://www.taji-so.com/window.php?mv_id=22
WEB多事争論で「この国のガン」についてお話されています。
もっともっと意見を聞きたかったです。
http://www.taji-so.com/080815letter01.html
ここでも興味深いお話をされています。
明治維新から今年で140年。戦争突入までが約70年、そして今年までの70年。
歴史はおもしろいほどの繰り返しの兆候を見せていると思います。
上と下がひっくり返る、歴史の転換点の始まりが今ではないでしょうか。
資本主義の変質、経済の混乱・・・兆候はいくらでも見受けられます。
そんな時代を生き抜く知恵を、もっともっと筑紫さんに語って欲しかったなと本当に残念に思います。