昨日の話の中で、岡田監督が学んだという「フロー経営」。
フローとは、何か?
何かのきっかけで時間の感覚がなくなって、物事がスムーズに起こり始め、それで自分もしくは組織の実力以上の結果が、素早く、短期間の間にできてしまう。
こういう状態を「フロー」というそうです。
心理学者のチクセントミハイ教授が提唱した方法です。
スポーツでは個人だけでなく、チーム全体がフローの状態に入ればとてつもない力を発揮したりします。
なぜかわからないけど体の疲れも感じず、どこまでもうまくいくような気がする状態。
武道などはその状態になりやすいとも言われますが、私もこんな体験したことがあります。
剣道をやっていたのですが、いつも勝てない相手がいて、団体戦の重要な試合のときに指導してくれていた先生が「お前は勝たなくていいぞ。引き分けで充分だから」と言われたとき、スイッチが入りました。
その後その相手にあっさり勝ったらしいのですが、自分では全く覚えてないのです。
そしてその日は誰が相手でも負ける気がしなくて、実際全部勝ちました。
おそらくあれがフローだったのではないかと思っています。
無心の状態というか、無意識でやっていた。
この感覚は今でも覚えていて、ビジネスでも起こることだと思っています。
会社組織全体がフローに入ったり、個人がフローに入ったりする。
フローに入る方法は確立されていないようですが、私は目の前のことを日々一生懸命取り組んでいる人にだけ訪れるのがフローだと思っています。
いつかまたフローが来るように、日々頑張っていこうと思います。
【お知らせ】
「第1回e-Book大賞」に出品しています。
ダウンロードするにはタイトルをクリックしてください。ダウンロードしていただくと税理士・中村の無料メールセミナー【経営のコツ】に自動的に登録されます!そちらも合わせてお楽しみください。