島田紳助、松本人志というお笑い界の巨匠二人が笑いについて真剣に語った本です。
結構聞いたことのある話が多いのですが、それでもおもしろかったです。
お笑いって頭が良くないと絶対に売れ続けることが出来ない世界だと思います。
一発屋っぽい人でも、「この人は意外と頭よさそうだな」と思う人は結構長続きします。
小島よしおさんとかはそんなタイプじゃないかと。
で、この2人はそんなお笑いの中でも突出した人。
ビジネス書よりも、これを読んだ方がためになるという人もいると思います。
紳助が売れるために、徹底的に兄弟子を研究したエピソードや、まっちゃんの一貫性とか、結構ビジネスに活かせる内容も入っています。
個人的にはまっちゃんが浜ちゃんについて「浜田には成功してほしいと思うし、失敗してほしいとも思う」と言っているところが印象に残りました。
2人にしかわからない部分でつながっていながら、どこかにライバル意識もあって、それがダウンタウンとしてのパワーになっているような気がします。
ビジネス書ばかり読んでいる人は、息抜きにこの本とかいいと思いますよ。
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