高杉 良
社長の器

高杉良さんの本は「不撓不屈」 以外読んだことがなかったので2冊目でした。


おもしろいな~。何で今まで高杉さんの本を読まなかったんだろうって思いました。

タイトルに引かれて買ったのですが、考えさせられます。


「経営者としては・・」「一人の人間としては・・」と見る角度によって、どちらが優れているのか変わってきます。両方のいいところが取れたら一番いいのでしょうが、そんな甘いものではないことくらいは私も最近わかってきました。


以下、紹介文です。


兄は多国籍企業の総帥、弟は中小企業の2代目社長。
冷徹で攻撃型の兄と柔和で温情型の弟。
経営理念も器量も異なる兄弟社長が、ことごとくにぶつかりあう。
なぜ、確執を続けるのか。経営とは、かくも厳しいのか。
2人の経営者が織りなす凄絶な闘いのドラマを通して、社長の器とは何かを考えさせる経済小説。