スワローインキュベートは
2014年12月をもちまして
第2期を迎えました。
期をまたぐ時に
経営陣が気になるものといえば?!
答えは、そう!
役員報酬の改定です(笑)
笑えそうで、笑っちゃいけない
ベンチャー企業の役員報酬。
いいですか?
役員報酬と聞いたら、
OLさんやサラリーマンのみなさんは
「けっ、いいなーそんな一杯もらって!」
なんて思っていませんか?!
甘い!甘いですよ!(笑)
ベンチャーの役員報酬の
辛さと実情を、今日この場で
わたしがお教えいたしましょう(笑)
①役員報酬には最低賃金法が適用されない
②1年に1度しか事実上改定しにくい
③設立3年は役員報酬を出しにくい
①役員報酬には最低賃金法が適用されない
役員(ここでは普通の取締役としましょう)は、
労働者ではありません。
株主から経営を委任をされた者で、
被雇用者ではないので
労働基準法は適用されません。
よって、最低賃金も何もないですし
役員報酬が0円!
というのは、設立当初は
よく聞く話です。
それでもあなたは
取締役になれますか?(笑)
②1年に1度しか事実上改定しにくい
役員報酬は、「定期同額給与」といって
毎年一定の時期に定めた報酬で
1年間同額でもらい続けることが一般的です。
年の途中で変えることは
できなくはないですが、
例えば、最初に決めた額を
超えた給与を役員に支給した場合は、
"役員賞与"とみなされて、
損金不算入になったりするので
注意が必要です。
結局、無理に改定をすれば
デメリットしかないので
定期同額で1年通すしかないと
見てもらったほうがよいです。
つまり!
先の①で、役員報酬0円にした場合
期の途中でいくら売上が上がっても
1年間はずっと0円のまま。
それでもあなたは
取締役になれますか?(笑)
③設立3年は役員報酬を出しにくい
じゃあ、うまくいったときのために
最初からある程度
役員報酬を設定しておけばいいじゃん!
と思われるかもしれませんが、
資金繰りも売上も不安定な
設立当初に、
ギリギリ運営ができたはずが
役員報酬分だけ、赤字を出して
資金繰りがショートしてしまった
なんてことになったら
なんて悲しいことでしょう。。。。
また、外部の株主から
出資を受けていた場合、
まだ売上も存分に出ていない状況で
役員が、がっぽり役員報酬をもらって
豪遊していたりしたら
「なにやっとるんじゃ…」
となりますよね?
独立してみれば
分かると思いますが、
結局設立して最初の頃は
自分や役員の報酬は
もろもろ大人の事情により
怖くてあんまりたくさん出せない
というのが、実際のところになると思います。
しかしながら、借入を行う時の
代表者保証としての審査の際、
生活する上で現実的な報酬を
代表者がちゃんと
とっているかどうかを見て
報酬が0円とかだと
会社が倒産した場合の
代表者個人の返済能力がないとして
審査落ちしたりしますので
バランスが重要ですね!
(どこが無限責任なんでしょ… 笑)
ってな感じで
役員報酬についてまとめてみました。
ちなみに、
スワローインキュベートの
1年目の僕の役員報酬は、
資本金わずか50万円で
はじめているということもあり
見事に0円でした。
からの…
公庫からの借入審査で
見事に落ちました。
本来銀行融資で落ちたところを
救済するような金融機関で
審査落ちとかって、
けっこう悲しいんですが、
「いや~、大野さん!
役員報酬0円はきついっすよ~」
ガチャリッ
と申し訳なさそうに電話を
切られてしまいました(笑)
さて、今年はというと
もう1年、ドロを飲む予定です。
とはいえ、さすがに
僕はもう2年ぐらい収入がない状態が
続いているので、
今年の役員報酬は
10万円に設定しました。
来年こそは、
かなりの役員報酬をとってやると
意気込みながら
今期もがんばりたいと思います!