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俵先生「昔の美容整形って、顔の1カ所気に入らないところがあって、そこだけ直せば大抵満足して帰ってくれたのよ。でも、今はSNSで整形や画像加工であり得ない美形になった人が席巻してるから、みんなトータルで美しくならなくちゃってなってる若い人多くて、あたしも頭痛いんだよね」
アインシュタイン先生「なるほどね」
藤村博士(右)「その玉木つぐみって患者は、まだ10代なんだよ。だけど元の顔の面影がないぐらい変えちゃって、綺麗になったのにまだ不満みたいなんだ」
アインシュタイン先生(左)「その割にあんまりメンテにこないけどね」
俵先生「メンテナンスは欠かさず来てもらわないとダメよ。その子、どういう経緯で来たの?」
藤村博士「あすかちゃんのセーラー服愛好会の友達だよ」
俵先生「あすかちゃん…ああ、あの子、女のコンプレックスかき回しちゃうわね、あの歳であれだけ可愛いと。院長に似てなくてよかったわね」
アインシュタイン先生「いや、娘は妻の連れ子なんだ」
俵先生「あらら。まあ院長の子だったら悲惨だったわね」
アインシュタイン先生「きみはほんとにはっきり言うね」
俵先生「だってあたしの顔見た患者はあたしの顔になりたがるもの。アタシは言える側の人間なのよ」
藤村博士「だからきみの患者はみんな整形シスターズって呼ばれちゃうんだよ」
藤村博士「あすかちゃんの容姿については触れないほうがいい。実父のDVでかなり実父を嫌っているから、そいつに生き写しの自分もあまり好きじゃなかったらしい。ようやく最近可愛いと言われてもイヤな顔をしなくなったけど」
俵先生「何言ってんのよ、可愛いと言われて嫌な女の子なんていないわよ」
俵先生「玉木さんに関しては、なりたい顔がないということは自分が一番可愛いのよ。でも、それが美形じゃなかったから不満なのね。ってことは、元の顔を活かして綺麗にすべきだったのよ」
アインシュタイン先生「…ぼくらは、彼女の希望通りにしただけだよ」
俵先生「ブスのナルシストってのもいるのよ。面倒臭い相手だけど。玉木さんに関してはこれ以上顔をいじるより、メイクやファッションで自分を変えられるようアドバイスするわ。大丈夫、玉木さん今すごく可愛いんだから自信つくわよ」
俵先生「おかけなさい、玉木さん。今日はメイク動画とファッションのインフルエンサーの動画を何点かマークしてきたわ。メイクでモテモテのあなたにしてあげる。小顔に見せるメイクもばっちり指導するわ。美容外科医のやることじゃないけど、あなたまだ10代で顔も身体も完成してないし、今から完璧を目指す必要ないわよ、メイク覚えなさい」
俵先生「あたしの若い頃そっくりメイクも可能よ。どう?」
つぐぴょん「つぐぴょん、メイクが面倒臭いからなにもしなくても美人になりたいの。毎日塗ったり落としたりウザいですわ」
俵先生「え?」
藤村博士「メイクが面倒臭いから美容整形した?整形のほうが面倒臭くないか?」
俵先生「アイプチが面倒だから目を整形したって話は聞いたことあるけど、面倒臭いから顔をまるっきり変えちゃったってかなりむちゃくちゃよ。α世代ってのはなに考えてるのかねー」
アインシュタイン先生「……ぼくらは無駄に長生きしているような気がしてきた。もっと勉強して新しい医学を取り入れよう。玉木さんに必要なのは美容外科じゃなくて心療内科だよ」
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つぐぴょんの心の中は、その道のプロにも読めそうにありません。
面倒臭いの基準もどこにあるのやら……。
この世代は盛ったり落としたりを自分の顔でやるのは面倒臭いようです。それって「サロゲート」の世界の到来が近いってこと?
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