衣替えに伴って、これまで制服のなかった男子に学ラン導入のおふれが。着用は自由ですが、いざ、出してみるとどうなるんでしょうね。
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あすか「降旗くん、学ラン作ったんだね」
降旗「2~3年生は着用自由なんだけどな。親が喜んじゃって」
あすか「いや、似合うよ。なんか”強くなった感”がある」
降旗「謎の感想だな。ほんと?」
降旗「親父とお袋が、制服は今のうちしか着られないから着ておけって。高校の内部進学の時も、制服着てたほうがきっと点数もらえるだろうって。でもどうしてうちはブレザーにしなかったのかな?学ランとセーラー服って昭和な気がするんだが」
あすか「私は、ブレザーって中学生にはまだ早いと思うんだよね。きちんと着られない子多いでしょ。学ランなら学生らしいしかっこいいよ」
降旗「ふーん、あんたはそう考えるのか。カラーが冷たいけど、一部の女子受けするんだな(あすかっちだけである)」
あすか「お菓子持ってきたよ」
降旗「すげー!なんか本格的な和菓子。どこの店の?」
あすか「ル・パラディの紙尾マスターに作り方を習った。うちは男子がみんな甘党だから、よく作るんだ」
降旗「永遠にか?」
あすか「たぶん。地球環境が変わったらまた違うものが好きになるかもしれないけど」
降旗「不死身の身体ってのも大変なんだな」
あすか「ちょっとケガしても普通の人より早く完治するし、病気も重くはならない。でも、そんな身体だと、多少傷んでるものも食べちゃったりして、あとで困るんだ」
降旗「この和菓子大丈夫かよ、うまいけど」
あすか「ちゃんと消費期限内の材料を使ってるよ」
あすか「降旗くん、いい時計してるね」
降旗「親父がくれたんだよ、自分のを、制服が出来たお祝いだって」
あすか「…お、思い入れの強い父上なんだね」
あすか「これでわが緑陵中学校も、普通の学校っぽくなったね」
降旗「ちょっと変わった学校だよな。あんたみたいに作家でヤングケアラーとか入れたり」
あすか「よそじゃそんな気の利く制度ないよな」
降旗「じゃ、早く身体治して、学校来いよ」
あすか「うん、ありがとう」
了くん「今、誰か来てたか?」
あすか「降旗くんが学ラン見せに来たよ。うちの学校も男子の制服導入だからね。了くんも着たい?」
了くん「ほとんど学校行かねーのに、必要ないだろ」
あすか「そんなことないよ。式典の時のために用意しようよ、やっぱり」
あすか「そうだ、学ランを仕事着にしたら?『学ラン介護士』って新しいよ」
了くん「絶対ヤダ」
あすか「了くんが学ラン着たら、「謎の年齢不詳男子」って人気出そう」
了くん「だから着ないって」
あすか「トンボ学生服に連絡して通販してもらおうかな」
了くん「わ~、それだけは勘弁してくれよ」
あすか「ま、私が了くんは学ラン似合うと勝手に一人で思ってるね」
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了くんは学生服もブレザーも似合わなさそう。介護士の白衣か、タンクトップなら似合うんじゃないかな。
今日もありがとうございました。
また来てね。











