動かなくなった地球儀 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

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登場人物覚え書き | 高峰明日香の明日はどっちだ!

 

久美子「あすかっち、借りたカバン返しに来たわ」

あすか「ああ、そこに置いておいて」

 

久美子「ここんとこ、パラレルワールドから違う人が来たり、アタシ達が移動したりとかないわね。どうしたのかな」

 

あすか「先日来た、『ダイヤ』の由衣さんが、この家に溜まってよどんだ『気』を綺麗にしていったから、次元のゆがみとかがなくなったせいじゃないかと思う」

 

久美子「え。そんなことなら、もっと早く『ダイヤ』に会いたかったわ。アタシ達回り道ばっかりだったじゃない」

あすか「こればっかりはね…向こうは私たちがジルコニアだって分かるけど、私たちはダイヤを認識できないからね」

久美子「これから先、アタシ達ずっと場所変わらないで、落ち着いていられるわね」

 

久美子「…それも退屈ね。この状態に慣れちゃうと。アタシ達、長いことあちこちさまよってたけど、アタシが高1だったり、了くんが17歳になってたり、ノンコ叔母さんが何回も入れ替わってたり、大変だったけど」

あすか「まだ過去形じゃないかもだけど」

 

了くん「うー、頭いてぇ…最近変だな、なんかあった?」

あすか「了くん!なんか痩せて縮んでる…」

了くん「んあ?そう?」

あすか「了くん、年いくつ?」

了くん「みんな14だって言うんならそうなんだろ。記憶じゃ17歳だけど、もうどーでもいいや」

 

了くん「あれ、部屋の換気したの?なんか空気がきれいだな」

あすか「『気』って空気も含むのか」

了くん「なんかあったの?」

 

久美子「『ダイヤ』って天然の不老不死者で、アタシ達よか強い力を持っている人が、家じゅうのよどんだ気を一掃して行ったの。もうアタシ達、パラレルワールドに振り回されることはないのよ」

あすか「おかげで私も、人が背負ってるものが見えるようになったよ」

 

了くん「…あ、そう。それが本当なら静かになっていいね」

久美子「…それだけ?」

了くん「起きたばかりで、実感がない」

あすか「確かじゃないからまだ分からないけど、最近は変わったことがないんだよ」

了くん「うん、いいんじゃない?」

久美子「アンタつまんない男ね」

 

あすか「了くん、私たち、これからずっと変わらない生活するのかもしれないけど…私、そしたら学校へ行かなきゃ、だよ」

了くん「ずっと変わらない?ライフイベントはたくさんあるだろ」

あすか「…それも分からない。止まっていた時間が動き出すわけでもないから。学校に戻るのしんどい」

了くん「大丈夫だよ。一緒に行くから」

久美子「おー、お熱いことで」

 

あすか「地球儀が…前みたいに私を引っ張らなくなったんだ。もしかして地球儀が使えなくなったんじゃ」

了くん「…そんなバカな。…ん、そういえば気を感じないな」

あすか「え~!じゃ、私たち、この世界線から出られないの?」

 


あすか「…なんか残念」

 

あすか「…」

了くん「まあ、おれ達は3次元より上には行けないから、これ以上のことは分からない。忘れろとは言わないが、出来るだけ早く立ち直ってくれるとありがたい」

久美子「…と、いうことよ」

 

了くんの声「何言ってるんだよ、生きとし生けるもの、みんなこの世界線上からは、普通は出られない」

あすか「…そうだったかな?」

 

了くん「あすかっち、旅が終わったわけじゃない。あすかっちが帰ってきた場所は、おれ達がいる家なんだよ」

久美子「今日はだし巻き卵が食べたいわ。アタシが殻を割るから、落ち着いたらキッチンに行きましょ」

あすか「うん」

 

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本当に別の世界線上に行けなくなったのか分からないけれど、それはあすかっちたちが望んでいたこと。

明日はどうなるか分からないですが、今晩はよく眠れるでしょう。いったん、彼女の終わらない旅は一段落。

 

インスタグラムに登録だけしたのですが、

パスワードも登録したメールアドレスも忘れてしまい、

ログインできずインスタグラムに拠点を移した人たちが

離れて行ってしまいました。

こういう失敗があるんで、新しいことができません。

本日もありがとうございました。

また明日も来てね。