人物・設定はコチラ↓
久美子「あすかっち、借りたカバン返しに来たわ」
あすか「ああ、そこに置いておいて」
久美子「ここんとこ、パラレルワールドから違う人が来たり、アタシ達が移動したりとかないわね。どうしたのかな」
あすか「先日来た、『ダイヤ』の由衣さんが、この家に溜まってよどんだ『気』を綺麗にしていったから、次元のゆがみとかがなくなったせいじゃないかと思う」
久美子「え。そんなことなら、もっと早く『ダイヤ』に会いたかったわ。アタシ達回り道ばっかりだったじゃない」
あすか「こればっかりはね…向こうは私たちがジルコニアだって分かるけど、私たちはダイヤを認識できないからね」
久美子「これから先、アタシ達ずっと場所変わらないで、落ち着いていられるわね」
久美子「…それも退屈ね。この状態に慣れちゃうと。アタシ達、長いことあちこちさまよってたけど、アタシが高1だったり、了くんが17歳になってたり、ノンコ叔母さんが何回も入れ替わってたり、大変だったけど」
あすか「まだ過去形じゃないかもだけど」
了くん「うー、頭いてぇ…最近変だな、なんかあった?」
あすか「了くん!なんか痩せて縮んでる…」
了くん「んあ?そう?」
あすか「了くん、年いくつ?」
了くん「みんな14だって言うんならそうなんだろ。記憶じゃ17歳だけど、もうどーでもいいや」
了くん「あれ、部屋の換気したの?なんか空気がきれいだな」
あすか「『気』って空気も含むのか」
了くん「なんかあったの?」
久美子「『ダイヤ』って天然の不老不死者で、アタシ達よか強い力を持っている人が、家じゅうのよどんだ気を一掃して行ったの。もうアタシ達、パラレルワールドに振り回されることはないのよ」
あすか「おかげで私も、人が背負ってるものが見えるようになったよ」
了くん「…あ、そう。それが本当なら静かになっていいね」
久美子「…それだけ?」
了くん「起きたばかりで、実感がない」
あすか「確かじゃないからまだ分からないけど、最近は変わったことがないんだよ」
了くん「うん、いいんじゃない?」
久美子「アンタつまんない男ね」
あすか「了くん、私たち、これからずっと変わらない生活するのかもしれないけど…私、そしたら学校へ行かなきゃ、だよ」
了くん「ずっと変わらない?ライフイベントはたくさんあるだろ」
あすか「…それも分からない。止まっていた時間が動き出すわけでもないから。学校に戻るのしんどい」
了くん「大丈夫だよ。一緒に行くから」
久美子「おー、お熱いことで」
あすか「地球儀が…前みたいに私を引っ張らなくなったんだ。もしかして地球儀が使えなくなったんじゃ」
了くん「…そんなバカな。…ん、そういえば気を感じないな」
あすか「え~!じゃ、私たち、この世界線から出られないの?」
あすか「…」
了くん「まあ、おれ達は3次元より上には行けないから、これ以上のことは分からない。忘れろとは言わないが、出来るだけ早く立ち直ってくれるとありがたい」
久美子「…と、いうことよ」
了くんの声「何言ってるんだよ、生きとし生けるもの、みんなこの世界線上からは、普通は出られない」
あすか「…そうだったかな?」
了くん「あすかっち、旅が終わったわけじゃない。あすかっちが帰ってきた場所は、おれ達がいる家なんだよ」
久美子「今日はだし巻き卵が食べたいわ。アタシが殻を割るから、落ち着いたらキッチンに行きましょ」
あすか「うん」
================
本当に別の世界線上に行けなくなったのか分からないけれど、それはあすかっちたちが望んでいたこと。
明日はどうなるか分からないですが、今晩はよく眠れるでしょう。いったん、彼女の終わらない旅は一段落。
インスタグラムに登録だけしたのですが、
パスワードも登録したメールアドレスも忘れてしまい、
ログインできずインスタグラムに拠点を移した人たちが
離れて行ってしまいました。
こういう失敗があるんで、新しいことができません。
本日もありがとうございました。
また明日も来てね。














