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久美子(左)「村正さんとこの旦那さん、不眠症で有名でしょ。翌日まで薬が残るからって、絶対睡眠薬飲まなくて、家族に当たり散らして、夜9時には布団に入るって。でも朝まで目はギンギンだって。こどもがふたりいたけど、お兄ちゃんは逃げちゃって妹は家で我慢してるって」
久美子(左)「その旦那さん、家族が自分より遅く起きてると気になって気になってしょうがなくて、無理やり寝かせちゃうんだって。こっそり起きてると勝手に部屋を覗きに来て寝ろって怒鳴るんだって」
あすか(右)「いやだ~」
久美子「娘さんが早く目が覚めちゃっても、朝まで布団でじっとしてないと怒るんだって。ある時、とうとう我慢できなくなった娘さんが奥さんの寝室まで下りて行ってちょっと喋ってたら、旦那さん、下までつけてきて寝ろって言いだして、娘さんがんじがらめで苦しいって。娘さん今、睡眠障害で通院してるけど、歯の詰め物がとれて、また忙しくなるってぼやいてた。娘さんは慣れ親しんだ歯医者に行きたいらしいんだけど、そのお父さんは自分が通ってたところに行けって命令して聞かないんだって」
あすか「ますますヒドッ!自分の不眠症を人のせいにするばかりか、ちょっとした自由まで奪うなんて。その旦那さんおかしいよ」
久美子(左)「それで娘さんもとうとう不眠症になっちゃったって。ひどい話よね」
あすか(右)「その旦那さんと奥さん、なんで別れないのかな」
久美子(左)「奥さんが身体弱いんだって」
あすか「娘さんどうして家を出ないのかな」
久美子「おっちょこちょいで一人暮らし出来ないんだって」
あすか「どんなにむちゃくちゃなお父さんでも、食べさせてもらってる以上はどんな理不尽でも言うこと聞かなきゃ駄目だもんね。娘さん、運が悪かったね」
あすか「あ、私も歯の詰め物取れた…忙しいのに」
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村正さんの旦那さんは、昼間ソファでちゃんと寝ています。
酒もたばこもやらないし、家事もきっちりやってくれる、端から見たら「理想的な旦那さん、お父さん」です。ところが、こういう困ったところがありました。
家と外でまるで態度が違う人と結婚してはいけませんね。
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