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久美子「村田さんとこのマミさん、とうとう離婚したって。就活に失敗して引きこもりになってた長男を矯正施設か職業訓練校にやるかやらないかで旦那と長いこともめて、離婚決まったときは双方とも『この長男いらない』だったんだけど、マミさんが引き取ったって」
あすか「マミさんって弟いたよね?弟夫婦は子供いないんだよね」
久美子「弟夫婦は長年、不妊治療しててさ、奥さんが『不妊様』になっちゃって、マミさんに長男が生まれると自分は長男の嫁の務めを果たせなかったってノイローゼになって入院したのよ。それでマミさんのお母さんが、嫁に配慮して、嫁に子どもが生まれるまでマミさんは第二子作らないでって言ったのよ。やっぱり内孫がほしかったのね」
あすか「えー、それひどい」
久美子「月日は流れ、弟夫婦は不妊治療を諦めたの。それでお母さんはマミさんに子ども作っていいわよって言ったんだけど、マミさんその時にはお腹に大きな子宮筋腫が出来ちゃって、子宮全摘。第二子は永遠に授からないことになっちゃったの」
あすか「えー、そんなことってあるの?ひどい」
久美子「今、弟夫婦は二人だけの生活を満喫してるけど、離婚したマミさんは成人の子ども養うためにパート3つ掛け持ちしてるって。第二子が授かっていれば働いてくれるからもうちょっとラクだったのにって、ずーっとぼやいてる毎日だって。お母さんは今はマミさんに、弟夫婦の不妊治療が終わるまで第二子作らないでって言ったことは忘れちゃって、そんなこと言った覚えはないって。自分の老後はマミさんにお世話させる気よ」
あすか「わー、みんなでよってたかってマミさんの幸せを壊しちゃったんだね」
あすか「お母さんって、どこの家もタヌキだよね。都合の悪いことはすぐ忘れちゃう」
久美子「アタシは義妹にも責任あると思うけど。旦那の姉の家庭壊した原因はそもそも義妹の嫉妬からでしょ」
あすか「でも、マミさんの長男が就職出来なかったから、マミさんち離婚になったんでしょ。第二子が生まれてても関係ないんじゃ……」
久美子「マミさんも長男の前で、早く第二子欲しい欲しい、義妹のせいで産めないっていつも言ってたから、長男は自己肯定感の低~い子に育っちゃったみたい。いつも『ぼくは要らないの?』ってマミさんに訊いてたんだって。自信のない大人になったからマミさんからもお父さんからも嫌われて、一番の犠牲者よね」
あすか「なにがいけなかったのかなあ。第一子っていつも損だよね」
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やたら出来がよくて姉のものをなんでも欲しがる妹を持った久美子ちゃんは、マミさんの義妹が嫌いです。母親に逆らえなかったために辛い幼少期を送ったあすかっちは、マミさんの母親が嫌いです。こんな世間話を、ふたりはしょっちゅうしています。
久美子ちゃんにとっては、冷たい妹よりも、どんな話題にも乗ってくれるあすかっちは大事な存在です。あすかっちも同じく、いつも親身になってくれる久美子ちゃんが大事なのです。
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伯母が亡くなりました。
祖母の再婚で生まれた私の父とはかなり年が離れていましたが、
よく世話をしてくれて高校へも行けませんでした。
ですが、心臓の悪い父は飛行機には乗れないから、
お通夜にもお葬式にも出られないでしょう。
とても悲しく残念なことです。
本日もお越しくださりありがとうございました。
明日もまたお会いしましょう。







