カメムシ騒動・前編 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

1/6のSFホームドラマお人形劇場やってます。PCオススメ。
ジェニフレ・バービー・12インチフィギュア達で構成されてます。
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私が監督でドールは役者です。記事は予約投稿です。

(ドタバタドタバタ……)

あすか『このっ……カメムシ!待てぇええ!』

(ドタバタドタバタ……)

ツヨシ『あすかっち~、カメムシ踏んじゃった~!靴が臭い!』

あすか『そんな時は酸素系漂白剤!コレで匂い落ちる!』

 

あすか「ミントを駆除したら、家中カメムシだらけになっちゃったよ。これから真夏ちゃんが来るのに、困ったな」

了くん「あ、二瓶さん来るんだ」

 

ツヨシ「二瓶先輩ってさー、清純で、純粋で、知性的で、嗜虐性を刺激するよねー」

了くん「ちょっとエロいよな」

 

あすか(右)「君たち、いやらしいよ!」

ツヨシ(中央)「あすかっちだって、そういう小説を書くだろ。美少年がボッコボコにいたぶられてるのけっこうあるじゃん」

あすか「あれは編集部にそう書けって言われてるの!」

 

あすか「真夏ちゃーん、いらっしゃい」

真夏「ごめんね、遅くなった?」

ツヨシ「二瓶先輩、いらっしゃい」

 

あすか「真夏ちゃん、唇どうしたの?すっごく荒れてる!さっき別れたときまでなんともなかったのに」

真夏「なんでもないの……」

 

毒島『二瓶さん、このカメムシ食い殺してよねー』

川上『クラスの委員長はヒーローよ、カメムシ退治してー』

 

あすか「今日、ご飯食べて行きなよ。賑やかで楽しいよ」

真夏「わ、わたし……」

 

毒島『高峰さんに助けてもらおうったって無理よ。二瓶さんのこんなところを見たら、高峰さんだって離れていくわよ』

川上『アハハハハ』

 

真夏「大丈夫よ、あすかっち。わたしは大丈夫」

あすか「でも、真夏ちゃん涙が……」

真夏「えっ」

 

真夏「うわあああん」

あすか「真夏ちゃん、信頼できる大人に話そうよ。前、お世話になった藤村博士に聞いてもらおう」

 

ツヨシ「あれ?二瓶先輩帰っちゃったの?」

あすか「真夏ちゃんならいま、藤村博士の所に連れて行った。戻ってきたらみんなでご飯食べよう」

ツヨシ「二瓶先輩も一緒に食べてくれるの!らりほー」

了くん「それにしても、カメムシがうるさいぞ」

 

あすか「キー!カメムシしつこい!なんでこんなにたくさんいるんだ、こうなったら地球破壊爆弾を!」

ツヨシ「やめろ、地球壊されちゃ困る」

了くん「ドラえもんか」

 

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カメムシに始まり、カメムシに終わるカメムシの歌・前編でした。真夏ちゃんの身に何が起きたのでしょうか。