あすか(手前)「そういうわけでミス・ウォンのところにも、これから先、強盗来るかもしれないし、一緒に戦ってもらうことになるかもなんだけどー」
ウォン女史「冗談ないね。戦ってもらうってなんの上から目線ね。なんで私、あなた助ける義務あるか。私、日本にスローライフ求めて来たよ。あくせく働くイヤね」
あすか「あくせくじゃなくて、妙な人達が来たら捕まえてほしいんだけど」
ウォン女史「かかる火の粉自分で払うよいね。私知らないよ」
あすか「でも、ミス・ウォンは毎日『アヴァロンの林檎』を食べてるんでしょ?うちが使ってるところから仕入れてるでしょ」
ウォン女史(右)「……なんで分かった?調べたか?」
あすか(左)「うん。ミス・ウォンのこと調べさせてもらったけど、今年50歳って分かってさ。ミス・ウォンって、どうしても30歳より上には見えないんだもの。若返り整形では不可能なお肌の感じだから、これはあのリンゴを食べてるんだなって。手に入らなくなったら困るでしょ?大人になってから食べた人は効き目が弱いからね」
ウォン女史「脅迫するか」
あすか「ううん、お願い」
ウォン女史「お願いって、三密の時みたいな」
あすか「政府の真似じゃないけどお願い。お互いの幸せのため」
ウォン女史「キーッ!私のプールつきの豪邸で彼氏とペットとのんびり白金で暮らす夢どうしてくれるか~!」
あすか「ごめーん。私達学業があるから、アヴァロンのリンゴ狙ってくる人達とマトモに戦えないの。ミス・ウォンお金たくさんあって暇でしょ?それから今、家を建てるならプールつきより地下シェルターつきにしておいたほうがいいと思うよ」
久美子「ミス・ウォンってどういう人?あすかっちの仕事仲間?」
あすか「うん、昔のね。もう引退して、日本に帰化したいらしい。5年住んで日本語がしっかり身についていれば可能だけど。白金とかじゃなくて近所に住んでほしいな。そしたらしょっちゅうお菓子作って遊びに行くんだけどな」
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フィギュア屋さんから「ミス・ウォン」のアクションフィギュアが届きました。これ、「バイオハザード」のゲームのキャラ「エイダ・ウォン」の無版権ものだと知らずに注文して、散々待って入手したものです。装備のつけ方が分かりませんのでこの恰好になりました。以前登場したミス・ウォンはバービー人形です。ボディは内部骨格の入った柔らかい素材で、ぷにぷにしてます。ヘッドは無表情のものとスマイルのものと2種類ありました。予想より脚が綺麗で嬉しいですね。プロポーション抜群のお姉さんです。