ツヨシ(右)「黒柳徹子が何度も南こうせつに話させたがるエピソードがあるんだけどさー」
久美子(左)「南こうせつ?YouTubeで何度か聴いたけど、『神田川』とか『妹』とかの人よね」
久美子「あの歌、しんみりしてるわよね。あの時代独特の空気が流れてるっていうか」
ツヨシ「うん。南こうせつのお父さんの葬儀の日、お母さんがすごく元気がなかったんだって」
久美子「そりゃ、そうでしょうねぇ」
ツヨシ「だから、兄弟みんなで『お母さんを元気づけようって話になって、部屋に行ったら……』」
ツヨシ「お母さん箪笥の前で一言『……好きじゃなかった』って。すごい破壊力だよね。みんな爆笑」
久美子「なにそれ」
ツヨシ「イヤー、昔のお母さんってすごいよね」
ツヨシ「南こうせつの歌の世界観を表してる逸話だと思った。南こうせつのお父さんは、きっとお母さんが大好きだったと思うよ。お母さんのことなんにも知らないで死んじゃったんだね」
久美子「そうよ。なーんか積年の恨み、葬儀の後で言われるから、奥さんってのは恐いのよ」
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南こうせつとかぐや姫 神田川 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)
南こうせつ 妹 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)
↑昔のフォークソングの歌詞って面白いんですよね。
南こうせつさんとか、さだまさしさんの歌とか聞いていると余計そう思うんですが、うんうん、このエピソード分かるなというところはあります。
このエピソードは黒柳徹子さんのお気に入りらしく、カメラの前で、こうせつさんに何度も話してくれるよう頼んだそうで、こうせつさんも苦笑いして「コレ話してっていわれるの×度目ですよ」と言いながら話すんですね。
悲しい話のはずなのに、可笑しくてしかたがありませんでした。