編集部のナタリーさん『アンタの新刊、重版かかったわよ。4月に出した料理本と一緒に売れてるって』
あすか「そうなんだ!」
ナタリーさん『巻末に載せた、作中に出てくるカレー店のレシピ集が料理好きの間で話題になって、レシピの分だけでも読む価値ありって編集部にメールが来たわ』
あすか「あのレシピ集そんなにウケた?本文の感想は?」
ナタリーさん『作品自体"もはや飯テロ小説"って言ってる人もいたわ。ヒロインが牛すじオムカレーをほおばるところが好きってメールよこした人かなりいるの。夜中にカレー作って食べちゃいましたとかも居たわね』
久美子「これが牛すじオムカレー?新刊の巻末に載せたレシピの?」
あすか「アハハ、あの本読んで夜中にカレー作っちゃった人いるんだって。”飯テロ小説”ってさ」
久美子「まあ、確かにカロリー高そうだもんね」
久美子(左)「アンタ家庭科部に入ってから作るご飯のレパートリー増えたし、料理本出してからますます凝るようになったもんね、これ美味しいわ」
あすか(右)「よかった~。また頑張って作るね」
久美子「出版社のX(旧Twitter)、読者が作ったカレーの投稿でパンク状態になってるわ。……これが本当の飯テロね」
==============
あすかっちの新刊はカレー屋さんでアルバイトをする青年と、その彼女の物語ですが、カレーの表現が絶妙だったのと、巻末に作中のカレー屋さんのレシピ集が収録されていたのとで、料理好きの読者がSNSで広めてくれました。そのおかげか、「カレー」という言葉がトレンド入りしました。