王「すまんが、イトーヨーカドーはどこにあるのか教えてくれないかね?」
あすか「イトーヨーカドーですか?ここ出て右へ曲がってそのまままっすぐ行くと駅です。駅にありますよ」
あすか(左)「あそこは食品しか置いてないですよ」
王(右)「うん、いいんだ」
あすか「あれ、消えちゃった」
久美子(右)「どこの国王夫妻がこんな遅い時間にイトーヨーカドーに来るのよ。アンタ夢でも見たんだわ」
あすか(左)「中世ヨーロッパみたいなコスプレ?だったよ。あっという間に消えちゃった」
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きっとシェイクスピアの「夏の夜の夢」に出てくるような妖精王でしょう。
小学3年の時から文通していた女の子が、妖精の見える子でした。シルフィードという風の精霊と交信できる子で、いつも空を見ていたそうです。
その子は14歳の誕生日に妖精と交信する力がなくなりました。14歳という年齢は微妙で、どうも13歳までが純粋な子供でいられる時期だったらしく、妖精と交信できるのは子供の間だけだったようですね。いま、彼女はどうしているのか分かりませんが、彼女の子供は妖精の話をしているかもしれませんね。