あすか(右)「久美子ちゃん、妹のパコちゃんに会うんだよね?パコちゃんにこれあげてよ。クレーンゲームで取ったんだけど、私にはデザイン可愛すぎだから」
久美子(左)「……」
久美子「パコにあげるくらいならアタシがもらう!これ以上アイツに何も取られたくないわ」
あすか「どうしたの、久美子ちゃん」
あすか「パコちゃんってそんなに何でも『お姉ちゃんのものが欲しい』タイプなの?」
久美子「……まーね。ドラマなんかで姉から横取りしまくる典型的な妹なのよ。ドラマの中だけにしてほしいわマジで疲れる。人形にゲームに服に周囲からの愛情……何でも持ってったわよ」
あすか「そうなんだ」
久美子「アタシが中1で初カレ出来たとき、パコ小5だったけど彼氏まで持って行かれたわ。落ち込んだな、あの時」
あすか(右)「久美子ちゃんがミツマタもよつまたもかけてたのって……」
久美子(左)「そう、パコに1人取られてもダメージが少ないように」
久美子「初めてパコに取られなかったものって声楽だけだったのよね。アタシもパコももともとは歌が下手だったけど、パコすぐやめちゃったから」
あすか「続けてて良かったね」
あすか「犬も取られなかったよね」
久美子「パコは動物嫌いだったからね」
百鬼丸「(ぼくはあすかちゃんの犬です)」
あすか「お互い意識しすぎなんだね」
久美子「離れて暮らして良かったわ」
久美子(右)「行ってくる」
あすか(左)「気をつけてね」
あすか「久美子ちゃん体裁良く話せてるかな?」
4時間後。
あすか(左)「おかえり、ちゃんと話せた?」
久美子(右)「んー」
久美子(右)「イラッとくることもゼロじゃないけど、喧嘩だけはしなかった。パコも多分、そんなかんじ」
あすか(左)「いいんじゃないかな?」
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パコちゃんが休みを利用して日本に来ていました。
久美子ちゃんと喫茶店でお話ししていました。












