あすか(右)「やあ、幸之助くん。了くんならもうじき帰ってくるよ」
幸之助(左)「うん」
了くん(右)「幸之助、来てたのか」
幸之助(左)「見せたいものがあるんだ、執事さんに荷物を預かってもらってるんだけど」
幸之助(手前)「きみの部屋へ行こう」
了くん(奥)「ふーん」
あすか「私に内緒?」
了くん(手前)「お前の荷物、ガンプラとおもちゃの銃ばっかりじゃねーか。内緒にする必要ないって、あすかっちああいうのいっぱい持ってるよ」
幸之助(右)「そうだったの?」
了くん「これ、あすかっちの出しっぱなし」
幸之助「うわ、古いガンプラ!スーパーロボット大戦に出てくるやつだ」
あすか「幸之助くん、ファーストガンダム見てる?」
幸之助「ん……いっぺん見た。これザクとグフでしょ」
あすか「うん」
幸之助「未塗装のって見たことなかったよ」
あすか「模型屋の閉店セールで買ったんだよ。塗装セットもその時に買ったんだけど、臭くて苦情が多くてね」
幸之助「そうなんだ。ぼくが買ったガンプラはみんな最初からパーツごとに違う色がついてるよ」
あすか「今のガンプラはパーツが多いんだよ。買うとウヘーってなる。今流行ってる『水星の魔女』ってガンプラは複雑に動くみたいだけど、多分作れない」
幸之助「ああ、『水星の魔女』は今度の誕生日に買ってもらう予定なんだ。あのデザイン、かっこいいよね」
幸之助「了くんもプラモ作ったらいいのに」
了くん「あんまり興味ねーな。ガンダムはけっこう観たが」
あすか「今度、アキバのガンダムカフェ行こうよ」
幸之助「あー、ガンダムカフェは残念ながら、コロナ禍の時に閉店しちゃったよ」
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幸之助くんはガンプラ大好き少年でした。
ところで私は最近、姓名判断を仰いでちょっと氏名イジってみたのですが、全然開運出来ませんでした。本名を変えないとダメなのかな?