久美子「あすかっちー、アンタKADOKAWAから刊行予定だったトランスジェンダー翻訳本、買う予定だった?うちの学校の後輩が読みたがってたけど」
あすか「あれ発売中止になっちゃったよ。LGBT団体の圧力らしいけど、トランスジェンダーとして性転換する人にちょっと待ったその前に、ってな本で、貴重な意見だから出してほしかったのに残念だよ」
久美子(右)「そうなの……」
了くん(左)「あとで後悔してまた女に戻った子の例題だろ?ちょっと騒ぎになってたぜ。うちのクラスでも読みたい奴いたんだ」
あすか「例として挙げられた子は、10代でトランスジェンダーだと思ったんで『思春期ブロッカー』ってのを投与して、第2次性徴を遅らせて胸を取ったら、更年期障害の症状が出て骨粗鬆症と肝臓障害になっちゃったんだって。アンジェリーナ・ジョリーもがん家系だったんで予防のため胸と子宮と卵巣取ったために、更年期障害に苦しんだっていうから、やっぱり人によっては難しいね」
久美子「えー!そんなことあるの?やだ、後輩によく考えろって言っておかないと」
あすか「全部そうなるわけじゃないけど……トランスジェンダーなの?その子」
久美子「うん。BL好きで数学嫌いな後輩。方向音痴」
あすか「……数学嫌いで方向音痴な男の子なんている?単に『成熟拒否女子』じゃないの?そもそも男はBL読まないよ」
久美子「そこまでは分からないわよ」
あすか「BLにハマって、その影響で性転換する女の子もいるけど、ほとんど失望するんだよ?本当にトランスジェンダー?」
久美子「本人がそう言うのよ」
あすか「とにかく、安易にトランスジェンダーだと思い込んで行動するのは危険だよ。ちゃんとカウンセリングしてからじゃないと」
久美子「えー?あすかっちは男の子になりたいって思ったことないの?」
あすか「今みたいな力がなかった頃はそう思ってた。でも、物書きの仕事してると女子でも売れるの書ければ関係ないって分かったからいい」
久美子「ま、アンタ胸がそんなにふくらんでないし、違和感感じたことないわよね」
久美子「アタシずっと女やめたかったわ、つらくて。でもソプラノ歌手になりたいから、もう吹っ切れた。ソプラノ歌手は女にしか出来ないもの」
あすか「久美子ちゃんの場合は男になりたいわけじゃなくて、単純に女やめたいんだよね」
久美子「そうよ」
あすか「でも、いつもそうだったよね、久美子ちゃん」
久美子「そうね」
了くん「あー、オレもたまに女だったらなって思うけど……」
あすか「どんな時?」
久美子「気になるな~」
了くん「いや、その、……宝飾品や、可愛いものを見かけた時は女もいいなって思うよ。だって、レジに持っていけないのが残念だ」
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テレビやネットでは何かと取り上げられるLGBT問題ですが、私の身近なところにそういう人がいないんで、実態はよく分かりません。でも、この本は安易な性転換に警鐘を鳴らしている本で、どうしようか悩んでいる人には必要な本だったと思います。思春期に性転換して更年期障害とか問題ですよね。
たとえ普段悩みを抱えているLGBTの団体だからって、この本を弾圧すべきじゃなかったし、広い視野で判断するためには、この本は刊行されたほうがよかったのに。一旦声が低くなったら元には戻れないでしょう。そういう危険を知らせないでトランス女性・トランス男性をただ増やそうと考えるのは極めてアンフェアだと思います。普段差別がどうの人権がどうのと言う前に、思春期の身体の悩みを抱える子達が性転換で負うリスクを知る権利を守らせてください。
なお、当方はLGBTの方を否定するつもりはありません。









