久美子「ここはあたしの住んでる部屋だよ、ゆきちゃん」
ゆきな「えー、私の部屋だよ、生まれたときから」
ゆきな「さいきんへんなことばかり。タイムスリップみたいなことがあって、それから落ちついていたのに。」
ゆきな「豆パンダ。これだって私のだもん」
あすか「呼ばれて飛び出ておこんにちは」
二人の声「あすかっち、ドーしたのそのカッコウ!」
あすか「いま、動画サイトに投稿する動画撮ってたんだけどね。何、ゆきちゃん、この部屋はゆきちゃんの部屋をコピーしたんだ。本来ならファンタジーキャッスルにきみが紛れ込んだときに作られたものだ」
ゆきちゃんの声「3Dスキャナープリンタみたいなもの?」
あすか「宇宙的にでっかいからどうなのか分からない。君の言うとおおりかもしれない。その時この部屋は漂ってたとき見つけた久美子ちゃんのものになったのさ」
ゆきちゃん「えええー」
あすか「でも大丈夫、いずれきみの本物の家見つかるよ。きみは私にとって新世界のゆきちゃんだからね」
ゆきな「何分かんないこと言ってるの?」
あすか「とにかくこれはコピーの家だから、きみは帰って」
ゆきな「帰れって……ドコに帰ればいいんだか」
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それを無責任という。
もとはといえばあすかっち、きみのせいだよ。
この物語はフィクションです。