お久しぶりの伊香保博士。あすかっちのかつての友人ゆきちゃんのハーブの先生でした。
伊香保博士「あれ?あすかちゃんに久美子ちゃん!ゆきちゃんはどこ?」
あすか「そのたわけたメガネ、伊香保博士。お久しぶりです。ゆきちゃんがどうしたんですか?」
伊香保博士「お久しぶりって……ぼく、2階のゆきちゃんの部屋で、ハーブをお店に出す打ち合わせしてて、ちょっとトイレに出て戻ったら部屋真っ暗で、ゆきちゃんもいなくて……」
久美子ちゃんの声「2階はあたしの部屋ですよ」
伊香保博士「いや、どう見てもゆきちゃんの部屋だよ。調度品はちょっと変なところがあったけど。あすかちゃんもアロマ・ハーブ同好会にどうして入らなかったんだい?」
あすか「私、フルール女学院は退学になっちゃって、彼女とは連絡取り合ってないです」
伊香保博士「え?」
久美子(右)「あすかっち、どうする?」
あすか(左)「どうもこうもないよ、うちらもう江古田の住人じゃないし」
伊香保博士(奥)「え?ここ江古田じゃないの?でもゆきちゃんは江古田に住んでて……さっきまで2階に」
あすか「ここは江古田じゃなくて石神井公園です。家ごと引っ越してきたんです。今、私は公立中学に通ってます」
伊香保博士の声「えーっ、そんな……そんな話全然聞いてないよ」
あすか「久美子ちゃんの部屋はゆきちゃんの部屋のコピーに手を加えて作ったものです」
伊香保博士「そんなSF的なコトってあるの?」
あすか「説明が難しいので省略します」
久美子(右)「一応お客だから、お茶ぐらい出したら?」
あすか「急須の中身、ティーバッグですけど緑茶です。どうぞ」
伊香保博士「テ、ティーバッグの緑茶……ペパーミントティーとかじゃないの?すごい塩対応」
あすか「それ飲んだら江古田にお帰り下さい。ゆきちゃんち行けば、多分彼女、2階にいますよ」
伊香保博士「そうか、ぼくはSFの世界に迷い込んだのか」
あすか「うちの関係者はみんななにかしら変わった体験してますよ、ではお元気で」
久美子(右)「あんなに仲良かったのにどうして連絡取ってないの?もうズーッとゆきちゃんに会ってないわ、あたし」
あすか(左)「なんでか分かんないけど、アロマとハーブ始めてからだんだん人が変わってきて、もとのゆきちゃんじゃなくなっていったから……しかたないよ、彼女も人生の目標見つけて大人になったのさ」
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久しぶりすぎて伊香保博士をご存じない方は……「スリーピー・ホロゥ」という怪奇映画の主人公イカボッドのアクションフィギュアです。
イカボッド→いかほつと→いかほつとむ→伊香保ツトムという名前にしました。このフィギュアを入手したのはずいぶん前です。
ここでのかれの設定は、アロマ・ハーブの先生になっています。ゆきちゃんを取られたと思っているあすかっちは、ちょっぴり伊香保博士を恨んでいます。
ところで今日はやたらと寒いですね?4月残すところあと2週間程度なのに、雨のせいかな?
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