伊香保博士のSF的な体験 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

お久しぶりの伊香保博士。あすかっちのかつての友人ゆきちゃんのハーブの先生でした。

伊香保博士「あれ?あすかちゃんに久美子ちゃん!ゆきちゃんはどこ?」

あすか「そのたわけたメガネ、伊香保博士。お久しぶりです。ゆきちゃんがどうしたんですか?」

 

伊香保博士「お久しぶりって……ぼく、2階のゆきちゃんの部屋で、ハーブをお店に出す打ち合わせしてて、ちょっとトイレに出て戻ったら部屋真っ暗で、ゆきちゃんもいなくて……」

久美子ちゃんの声「2階はあたしの部屋ですよ」

伊香保博士「いや、どう見てもゆきちゃんの部屋だよ。調度品はちょっと変なところがあったけど。あすかちゃんもアロマ・ハーブ同好会にどうして入らなかったんだい?」

あすか「私、フルール女学院は退学になっちゃって、彼女とは連絡取り合ってないです」

伊香保博士「え?」

 

久美子(右)「あすかっち、どうする?」

あすか(左)「どうもこうもないよ、うちらもう江古田の住人じゃないし」

伊香保博士(奥)「え?ここ江古田じゃないの?でもゆきちゃんは江古田に住んでて……さっきまで2階に」

 

あすか「ここは江古田じゃなくて石神井公園です。家ごと引っ越してきたんです。今、私は公立中学に通ってます」

伊香保博士の声「えーっ、そんな……そんな話全然聞いてないよ」

あすか「久美子ちゃんの部屋はゆきちゃんの部屋のコピーに手を加えて作ったものです」

伊香保博士「そんなSF的なコトってあるの?」

あすか「説明が難しいので省略します」

 

久美子(右)「一応お客だから、お茶ぐらい出したら?」

 

あすか「急須の中身、ティーバッグですけど緑茶です。どうぞ」

伊香保博士「テ、ティーバッグの緑茶……ペパーミントティーとかじゃないの?すごい塩対応」

あすか「それ飲んだら江古田にお帰り下さい。ゆきちゃんち行けば、多分彼女、2階にいますよ」

 

伊香保博士「そうか、ぼくはSFの世界に迷い込んだのか」

あすか「うちの関係者はみんななにかしら変わった体験してますよ、ではお元気で」

 

久美子(右)「あんなに仲良かったのにどうして連絡取ってないの?もうズーッとゆきちゃんに会ってないわ、あたし」

あすか(左)「なんでか分かんないけど、アロマとハーブ始めてからだんだん人が変わってきて、もとのゆきちゃんじゃなくなっていったから……しかたないよ、彼女も人生の目標見つけて大人になったのさ」

 

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久しぶりすぎて伊香保博士をご存じない方は……「スリーピー・ホロゥ」という怪奇映画の主人公イカボッドのアクションフィギュアです。

イカボッド→いかほつと→いかほつとむ→伊香保ツトムという名前にしました。このフィギュアを入手したのはずいぶん前です。

 

ここでのかれの設定は、アロマ・ハーブの先生になっています。ゆきちゃんを取られたと思っているあすかっちは、ちょっぴり伊香保博士を恨んでいます。

 

ところで今日はやたらと寒いですね?4月残すところあと2週間程度なのに、雨のせいかな?

<禁・無断複製転載>

 

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