須伽萬田先生「は?日本の推理小説面白くない?なんで?」
あすか「キャラばっかで筋がめちゃくちゃです」
須伽萬田先生「作家なのにもったいない。普段どんなの読んでるの?」
あすか「エラリー・クイ―ンとかアガサ・クリスティとかコナン・ドイルだけど読んでると途中で犯人分かっちゃうからもう飽きました。日本のは破綻してて最後まで分からなくて犯人が別々とかイライラするんでおしまいのほうから読んでます」
あすか「なんか面白いのあるんですか?」
須伽萬田先生「うーん、短気でおしまいのほうから読むってもったいないな。最初から犯人分かってるものばかり書いてた作家いたよ。松本清張知ってる?」
あすか「……」
須伽萬田先生「きみが松本清張知らないと聞いて驚いた。何度も映画になったりドラマになったり、すごいんだよ。リメイクされて現代物にされても面白いよ。きみ戦後史もののことよく分かってるから簡単に読めるよ」
あすか「うーん」
須伽萬田先生「かれの作品は、はずれがないんだ。どれもすごい。『家政婦は見た!』の第1回『熱い空気』の原作も松本清張だよ。でもきみには『鬼畜』をオススメするよ。読んでみて」
須伽萬田先生「今どきの子は松本清張知らないのか。きっと面白いよ」
あすか「んー」
あすか「本当だ、面白い。紙の本も買おうっと。よし、アイデアわいてきた」
編集部のナタリーさん「あすかっち!こんな企画通ると思ってんの?話や発想が面白いってならキャラどうでもいいの?ダメよアンタの売りは魅力的なキャラクターと巧みな筆致なんだから」
あすか「推理小説好きの人なら面白がってくれると思うんだけどな」
ナタリーさん「これは『小説不快』でやって!『惰性時代』のカラーに合ってないわ」
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せっかく面白いのを書いたのに、大人の事情で『惰性時代』では第二の松本清張になれそうにないようです。
ちなみに私は推理小説は読みません。お金が出来たらまた松本清張の買いに本屋ヘ行こうかと思います。松本清張の書く悪女は最高です。
「鬼畜」が載っています↑
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