ノンコ「おかえりなさい。今日ねえ、『枕草子』の簡単な話を聞いてきたのよ。ええっと、"短くてありぬべきもの とみのもの縫ふ糸。 下衆女(げすをんな)の髪。人の女(むすめ)の声。灯台。"っていうんだけど意味分かる?」
あすか「短い方がよいもの。だね。急ぎの縫い物する時の糸の長さ。貴族の女の髪は長ければ長いほどいいんだけど、下女とか、働かなきゃならない人は短くしたほうがいいってことだ。キチンとした家の娘さんは無口がいい、燭台の柄は短いほうがいい。……たしかに縫い物の糸は短いほうが慌ててからんだりしなくていいね。昔も今も変わらないね」
久美子「平安時代の女の人って、みんな何メートルも髪伸ばしてるのかと思った」
あすか「それじゃ働けないじゃない。お貴族様だけだよ、かもじをつけるのは。……何メートルもないと思うけど」
あすか「当時だったら下女は背中ぐらいの髪の長さだったのかもね。それなりの身分の人は私ぐらいの長さかくるぶしまで伸ばしてかもじをつけて長く見せてたんじゃない?」
久美子「ってことは、当時あたし下女?いやだぁ、下女だなんて~!」
あすか(中央)「久美子ちゃん、私達は現代人だから久美子ちゃんは適度な長さだよ。私が長いの」
久美子(右)「でも下女が髪短いってのがイヤ~あたし、ヒロインでいたいもの」
ノンコ(左)「やれやれ、ずいぶんハデなカッコウの下女もいたものね」
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今回、話が地味になっちゃいましたね。
「枕草子」って読んでると今にも相通じるところが多くて。
面白いです。
清少納言が元・夫の悪口を書いてたり、結構笑えるものがあります。
参考文献:枕草子(角川ソフィア文庫)
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