ノンコ「じゃ、みんな、お留守番よろしくね」
あすか「さて、夏休みもあと1週間だが、どうしよう」
編集部のナタリーさん「原稿出来たでしょうね」
あすか「うん」
ナタリーさん「なんだ、やれば書けるじゃない。これもらっていくわ、メモリースティックちょーだい」
ナタリーさん「月から降りてきたような、赤みがかったブロンドにすみれ色の瞳の君へ……」
あすか「あー、恥ずかしいので読み上げないように、ナタリーさん」
了「赤みがかったブロンド?」
了(左)「主人公オレ?」
あすか(右)「んー」
了「単行本出たら一冊ちょーだい。サインも入れて」
あすか「う、うん」
了「あすかっち、ちょっと黒板の磁石動かして」
あすか「りょーかい」
(景色が変わる。)
了「外が騒がしいな。お、ゴブリンだ、倒しに行こう」
ツヨシ「ぼくも行くよ」
あすか「あれ、どこいじったか分からなくなっちゃった」
久美子「ひどいわね、私を2階にあげちゃって」
あすか「ゴメン、間違っちゃった」
(チャイムが鳴る)
あすか「入ってきていいよ」
久美子「きゃーっ、おばけ」
あすか「違う違う、ファンタジーキャッスルのエルフに多いタイプの子で、耳とんがってない代わりに目がものすごく大きくて鼻と口がちっちゃくてアニメ顔なの。町内会のお知らせ持ってくるって言ってたけどちょっと呑気な子なの。久美子ちゃん大丈夫?」
久美子「そ、そう、ごめんなさいね」
エルフの子「慣れてますから」
あすか「地獄少女のコスプレで来てくれたの」
久美子「……」
あすか「久美子ちゃん、これに慣れてね」
了「ゴブリン襲来のお知らせといわれても、倒したあとに持ってこられてもねえ。あ、今回のでだいぶ稼いだよ。あすかっちにもゴブリン見えたらいいのにな。戦いで背中まかせられるのってあすかっちしかいないのに」
あすか「エルフちゃんが呑気な子でね。お疲れ様」
ノンコ「ひどいわね、帰ってきたら家がなかったわ」
あすか「ごめん、今度、ちゃんと合鍵作ってもらうから。鍵をかざして「ホーム」って一言言うだけで帰れるから。今回は私の鍵のかけ間違いの失敗」
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とりあえず、あすかっちのファンタジーキャッスルでの一日は、こんなかんじです。













