ツヨシ「ただいまあ」
ノンコ「ただいま、みんな」
あすか「あれ、アルフレッドは?」
ノンコ「車から荷物を出してるわ」
あすか「アインシュタイン先生はなんて?」
ノンコ「毎日暇だから、時間の空いてる時にお茶とお喋りしに来て下さいって。いつでもワープ出来るようにしておくからって。腰が痛いって言ったらお注射してくれたわ。あっという間に腰、治っちゃった。もうピンシャン動けるわよ。でね、もうどんな重いもの持って歩いても大丈夫ですよ、ですって。ありえなーい。普通は重いもの持たないようにって言うわよね?あの先生、ほんと面白い先生ね」
あすか「いや、そのあり得ないことをあり得るようにしちゃうのが、先生が預かったデータだから……」
了(左)「ノンコ先生までか」
ツヨシ(右)「こんなに人数増やしていいのか、ぼく恐くなってきちゃったよ」
了「お前が言い出したんだから、責任取れよ。うちのお父さん、最近どうも変だ」
あすか「アルフレッドも?」
アルフレッド「永遠に私を働かせるおつもりですか?私は妻の隣の墓を予約しておりますのでいつまでもみなさんとはご一緒するわけにはまいりません。不老不死に憧れはございません」
あすか「えーっ?そんな」
アルフレッド「お嬢様も、いいかげんゴミの収集日覚えて下さいませ。事情を丁寧に説明したら、アインシュタイン先生も分かって下さいましたよ」
ツヨシ(右)「正論だ」
了(左)「お前が言うな」
久美子(右)「結局アルフレッド以外みんなこういうことになっちゃったのね。でもみんな不可抗力でこうなったのよね。志願したのはツヨシくんとあたしだけか」
あすか(左)「久美子ちゃんも不可抗力みたいなもんでしょ」
久美子「あたしは不老不死って悪いことだとは思わないもの。町に出たけりゃボタンひとつでいくらでもなんとかなるし、若いから働き口はいっぱいあるし、なんとかなるわよみんな。あたし、いつまでもオペラ歌手でいるんだから」
あすか「久美子ちゃん強いねえ。私もだんだん恐くなってきた。あの儚いイメージのお母さんがすごく元気なのだよ」
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とんでもないことになりました。
ツヨシくんはこの前誘拐されてから、とっても恐くなったのです。命を大切に考えるようになりました。
だからこの生き方を願ったのでしょう。
そして、こっちとあっちを行き来する気になるでしょう。
関係者全員まさかお仲間にする気じゃないでしょうね、あすかっちの家の皆さん。
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