2020年12月30日。
久美子(左)「うそ……Lisaの『炎』が大賞!うれしい!」
あすか(右)「アニソンがレコ大獲った歴史的瞬間だね」
あすか「よかったね、久美子ちゃんの好きなアニメこれで第2期作るよ。うちのクラスの子達もいまごろ必殺技出しまくってるよきっと」
久美子「そうよね。あすかっちんとこは共学だから盛り上がるわよね」
あすか「久美子ちゃんとこ静かなの?」
久美子「漫研の人たちならキャーキャー言うけど、それ以外の子たちはもう新しいアイドルグループのダンスに夢中よ」
あすか「ふーん、それじゃ肩身狭いねえ」
ツヨシ「ぼく、松田聖子の若い頃の初めて見たけど、歌上手くて可愛いね、けっこう」
あすか「あー、ツヨシくん、うちのお母さんの前では松田聖子を誉めちゃだめだからね」
ツヨシ「え?ノンコ先生はアンチなの?」
あすか「たぶん日本でうちのお母さんほど松田聖子を憎んでる女いない。数学の単位落としたくなかったらその話はしないほうがいいよ」
ツヨシ「そこまで?なんで?」
あすか「女の幸せ追い求めて男から男へ渡りあるいて結婚するのは歯医者ばかり、ガツガツしてるからだって。歌が上手いとかそういうのは関係ないの」
ツヨシ「……プライベートが綺麗じゃないとだめなの?」
あすか「プライベートがかつて不幸だった人が好きらしい。それに耐えて幸福を掴む人が好ましいようだ。だから山口百恵とか安室奈美恵がいいんだって。だからこのふたりを誉めておけば数学の単位はギリギリでも取れると思うよ」
ツヨシ「……わけわかんない」
あすか「それだけ気を付けていればいいから」
ツヨシ「……よく分かんないけど分かった」
久美子(左)「女の幸せを掴めなかった人ってこわいわね」
あすか(右)「私もお母さんの介護終わるまで恋愛禁止だよ」
久美子「は?何十年先?」
============================
この話は2020年12月30日に書いたものです。
<禁・無断複製転載>





