可哀想な奥さん | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

町内一のおしゃべり奥さんの大鐘さん、あすかっちの家に。

大鐘さん「それでそのご夫婦、とっても仲がよくて、5人も子供授かって。旦那さんはぶったり怒鳴ったりしない珍しいいい旦那さんだったんですって」

あすか「はあ、そうですか」

 

大鐘さん「それで、だんなさんがあまりにもいい人で、ある日、脳卒中でぽっくり亡くなってしまったの。まだ小さいお子さんもいるのに。残された奥さんは毎日嘆き悲しみ、あの人に会いたい、あの人に会いたいとなにも食べなくなって。当時はそれを病気だと思う人もいなくて、やっぱり1年後、脳卒中で亡くなってしまったの」

 

大鐘さん「5人のこどもたちは途方に暮れてね。一番上のお兄ちゃんが高校卒業してて就職してたから、あとの子達はお兄ちゃんが養ったんだけど、みんな中卒でね。立派に育ったけど苦労したみたい」

 

大鐘さん「だからね、あすかちゃん、旦那なんて少しばかり憎らしいところがあるぐらいがいいのよ。完璧な人と結婚すると、先立たれた時、つらいからね。嫌な旦那なら、見送った時、これでせいせいした、大嫌いな旦那だった、これからゆっくり羽根を伸ばせるわーって幸せな老後を送れるのよ」

あすか「旦那が先に逝く前提なんですね」

 

大鐘さん「さて、そろそろおいとまするわ」

あすか「お構いもしませんで」

 

ツヨシ(右)「大鐘さん、むちゃくちゃ言って帰ったね」

あすか(左)「今度は壊れにくいボルボで来たよ。よほどうちに来るたび車がおかしくなるのがイヤだったんだろうね」

 

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この物語はフィクションです。

何かしら小細工をして、大鐘さんが来たくなくなるように仕向けてきたあすかっち達でしたが、大鐘さんの喋りたい欲には勝てないようです。

 

ところで、私思うんですが、もっと25~6㎝ドール普及してもいいのでは。

元々リカちゃんの開発者はそのぐらいにしたかったそうです。それに昔いた虹のナナちゃんとかいうお人形もそれぐらいの身長だったと言うし。

 

<禁・無断複製転載>

 

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